特許
J-GLOBAL ID:200903017127901266

主軸内ワーク位置決め装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 由美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-183969
公開番号(公開出願番号):特開平10-006107
出願日: 1996年06月24日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 チャック側から先端部を主軸穴の内壁やワークに傷を付けたり、芯ずれによる加工不良を出すことのない主軸内ワーク位置決め装置の提供。【解決手段】 回転位置決め可能な主軸3の後蓋9に刻設されたナットと螺合する送りねじ部10を後部に有し、先端に定寸させる部10bを有する定寸軸10を主軸3の穴内に移動可能に設け、定寸軸10の二方取り部10eと係脱自在に係合する係止駒18をピストンロッド16上端に有する回り止め装置30をベッド1上左端に設け、定寸軸10の回転を係止駒により阻止した状態で、主軸3の回転による定寸軸10の軸方向移動位置決めにより、定寸センタ10bをチャック4の穴に臨むワーク支持位置に位置決めして、心押台23と定寸軸10との両センタ間で軸物ワークWを支持し、定寸軸10と心押台23の移動で軸物ワークWの一部又は大半を主軸穴内に挿入し、チャック4で先端部を把持する。
請求項(抜粋):
NC旋盤の主軸穴内にチャック側から軸物ワークを挿入し先端部を前記チャックで把持する際に前記軸物ワークの軸方向の位置決めを行う装置であって、回転位置決め可能な主軸と、主軸後端部同心に固着されたナット部材と螺合する送りねじ部を後部に有し前部が前記主軸穴内同心に軸方向移動可能に案内され先端に前記軸物ワークの挿入側のセンタ穴と係合する定寸センタ部を有する定寸軸と、該定寸軸に設けられた被保持部を保持して前記定寸軸の回転を阻止する保持位置と保持解除位置とに位置決め可能な保持部材と、該保持部材を保持位置と保持解除位置とに移動する駆動手段と、主軸の回転検出器を前記定寸軸の移動位置決め用検出器に切り換える手段とを含んでなり、前記定寸軸の回転を阻止した状態で主軸を回転することにより前記ナットを回転して前記定寸軸を軸方向に移動して位置決めすることを特徴とする主軸内ワーク位置決め装置。
IPC (3件):
B23B 25/06 ,  B23B 15/00 ,  B23B 31/10
FI (3件):
B23B 25/06 ,  B23B 15/00 A ,  B23B 31/10 E

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