特許
J-GLOBAL ID:200903017137083731

逆しごき加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-300406
公開番号(公開出願番号):特開平7-155855
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1995年06月20日
要約:
【要約】【目的】円筒容器状の素材の円筒部を開口端部から底部にかけて圧延する逆しごき加工を行う際、前記素材の円筒部と底面部との境界部におけるしごき面による荷重を、その荷重と同じ大きさで逆向きの抗力を及ぼすことによって打ち消し、前記境界部のひけを防止することを目的とする。【構成】上昇下降自在なしごきポンチ20と、上昇下降自在なインナポンチ28とで円筒容器状の素材Wの底面部11を挟持しつつ、前記素材Wの開口端側からダイ22に設けられたダイ穴23内に押し込み、前記素材Wの円筒部10を底部から開口端部にかけてしごく逆しごき加工方法において、前記素材Wの円筒部10と底面部11との境界部に、しごき面である小径穴面25によって及ぼされる荷重と同じ大きさで逆向きの抗力を及ぼしつつ前記逆しごき加工を行うことを特徴とする逆しごき加工方法。
請求項(抜粋):
円筒部と底面部とを有し、一端を開口させた円筒容器状の素材の内側底面部を支持し、移動自在に設けられたインナポンチと、前記インナポンチと対向し、前記インナポンチ方向に移動自在に配設され、前記素材の外側底面部に当接支持可能なしごきポンチと、前記インナポンチの径より大きく、前記素材の径よりも小さい径のしごき面が形成されたダイ穴を有するダイとからなる逆しごき装置を用い、前記インナポンチと前記しごきポンチとにより底面部が挟持された前記素材を開口部側から前記ダイ穴内に押し込むことにより、前記ダイ穴のしごき面と前記インナポンチの外周面にて前記素材の円筒部を開口部から底部にかけて圧延する逆しごき加工方法において、前記逆しごき加工の前又は加工中に、前記素材の底面部と円筒部との境界部である素材隅部を変形させて、前記しごきポンチに当接させることにより、前記素材隅部に前記しごき面による前記素材の円筒部の軸方向で底部に向かう荷重に対して、同じ大きさで逆向きの抗力を得ることを特徴とする逆しごき加工方法。
IPC (2件):
B21D 22/28 ,  B21D 28/02

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