特許
J-GLOBAL ID:200903017140706480

CDMA移動体通信受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-089930
公開番号(公開出願番号):特開平10-271034
出願日: 1997年03月26日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 CDMAを用いた移動体通信受信装置において、選択パスタイミングや受信SIRの変動に追従して同期捕捉・追跡を行ない受信品質を高める。【解決手段】 移動体通信受信装置に、移動平均時間制御手段105で指定された移動平均時間に応じて相関値を移動平均して遅延プロファイルを算出する遅延プロファイル算出手段103と、選択パスのタイミング変動を測定して移動平均時間を決定する移動平均時間制御手段105を設ける。移動平均時間制御手段105は、選択パスのタイミング変動が大きいときは移動平均時間を短くし、変動が小さいときは長くする。遅延プロファイルの移動平均時間をこのように制御することにより、通信装置の高速移動による急激な選択パスのタイミング変動にパス移動が追従できるため、同期捕捉・追跡性能が向上し、受信品質が高まる。
請求項(抜粋):
受信キャリア信号を入力してベースバンド拡散信号を出力する無線受信手段と、前記ベースバンド拡散信号を入力して相関値を出力する同期用逆拡散手段と、入力された移動平均時間に応じて前記相関値を移動平均して遅延プロファイルを出力する遅延プロファイル算出手段と、前記遅延プロファイルを入力して選択パス位相を出力する同期捕捉・追跡手段と、前記選択パス位相のタイミング変動に応じた移動平均時間を前記遅延プロファイル算出手段に出力する移動平均時間制御手段と、前記ベースバンド拡散信号と前記選択パス位相を入力して逆拡散されたベースバンド信号を出力するデータ復調用逆拡散手段と、前記逆拡散されたベースバンド信号を入力して受信データを出力するデータ復調手段とを設けたことを特徴とするCDMA移動体通信受信装置。
IPC (3件):
H04B 1/707 ,  H04B 7/26 ,  H04L 7/00
FI (4件):
H04J 13/00 D ,  H04L 7/00 C ,  H04B 7/26 C ,  H04B 7/26 N
引用特許:
審査官引用 (1件)

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