特許
J-GLOBAL ID:200903017143178825
ノイズ削減装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-178484
公開番号(公開出願番号):特開平9-034497
出願日: 1995年07月14日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ディジタル音声信号処理装置において扱われる音声信号中に含まれるノイズ低減を目的とする。【構成】 入力音声信号11をA/D変換部12でディジタル信号に変換し、前の処理区間の状態を参照してノイズ削減係数をノイズ削減係数調整部14で調節した後、LPC分析部16においてLPC分析によってLPC係数を得る。次に、ノイズスペクトルをノイズ削減係数に基づいてノイズ削減部18において減ずる。得られたスペクトルに対して、逆フーリエ変換部20において逆フーリエ変換を行い信号を得る。更に、スペクトル強調部21において極強調等のスペクトル強調処理を行い、波形整合部22から出力信号を得る。
請求項(抜粋):
入力音声信号をディジタル信号に変換するA/D変換部と、削減するノイズ量を制御する係数を調節するノイズ削減係数調節部と、前記A/D変換部により得られる一定時間長(1フレーム)のディジタル信号に対して線形予測分析(LPC分析)を行うLPC分析部と、前記A/D変換部により得られる一定時間長(1フレーム)のディジタル信号に対して離散フーリエ変換を行うフーリエ変換部と、推定されたノイズのスペクトルが格納されているノイズスペクトル格納部と、前記フーリエ変換部により得られる入力スペクトルと前記ノイズスペクトル格納部に格納されているノイズスペクトルとを比較することによってノイズのスペクトルを推定して得られたノイズスペクトルを前記ノイズスペクトル格納部に格納するノイズ推定部と、前記ノイズ削減係数調節部により得られる係数に基づいて前記ノイズスペクトル格納部に格納されているノイズスペクトルを前記フーリエ変換部により得られる入力信号のスペクトルから減ずるノイズ削減部と、前記ノイズ削減部により得られるスペクトルを調べて減じ過ぎた周波数のスペクトルを補償するスペクトル補償部と、前記スペクトル補償部により得られるスペクトルと前記フーリエ変換部により得られる位相とに基づいて逆フーリエ変換を行う逆フーリエ変換部と、前記逆フーリエ変換部により得られる音響信号に対してスペクトル強調を行うスペクトル強調部と、前記スペクトル強調部により得られる信号を前のフレームの信号と整合させる波形整合部とを具備するノイズ削減装置。
IPC (3件):
G10L 9/14
, G10L 3/02 301
, G10L 7/08
FI (3件):
G10L 9/14 F
, G10L 3/02 301 E
, G10L 7/08 A
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