特許
J-GLOBAL ID:200903017153106300

ブレーキ液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-284850
公開番号(公開出願番号):特開平5-116607
出願日: 1991年10月30日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 還流式アンチロック制御装置に主流路から分岐する補給流路を設けてトラクションコントロール機能を付加した車輪ブレーキ液圧制御装置は、構造を簡素にすることができるが、ポンプへのブレーキ液補給流量が制限され、トラクションコントロール初期のブレーキ液圧の立ち上りが遅れる欠点があるので、この欠点を無くする。【構成】 マスターシリンダ1の加圧時に補給流路11から排出液溜め6に向かう液流を阻止するストローク検知型逆止弁13より上流に、中間液溜め12を設ける。トラクションコントロール実施中は切換弁14が作動して排出液溜め6内のブレーキ液が一定量以下になって逆止弁13が開き、中間液溜め12がポンプ7に連通するのでリザーバから補給する場合の吸入抵抗、配管抵抗が回避されて補給能力が高まる。
請求項(抜粋):
マスターシリンダから車輪ブレーキに至る主流路中に設けられる、少なくとも排出弁を含んだ車輪ブレーキ液圧制御弁と、上記排出弁から排出されたブレーキ液を一時的に貯留する排出液溜めと、この排出液溜め中のブレーキ液を汲み上げて主流路に還流するポンプと、ポンプからの還流点よりも上流で主流路から分岐し、上記排出液溜めに至る補給流路と、トラクションコントロール実施時に、上記還流点からマスターシリンダへ向かう液流を阻止するトラクションコントロール切換弁と、マスターシリンダ加圧時に上記補給流路から排出液溜めに向かう液流を阻止する遮断弁とを有するブレーキ液圧制御装置において、上記遮断弁よりマスターシリンダに近い上流に、少なくともトラクションコントロール実施中は補給流路に連通する中間液溜めを付加したことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。

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