特許
J-GLOBAL ID:200903017154064210

生体用金属およびその表面処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 徹 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-203977
公開番号(公開出願番号):特開平5-023361
出願日: 1991年07月18日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】 人工歯根、人工骨等の生体内に埋入される生体用金属の生体親和性、骨形成能、細胞誘導性など向上し、容易に作ることができるようにする。【構成】 骨の主成分の一つであるカルシウムまたはリン、あるいは両方、さらにこれら3種類に酸素を加えた成分を金属基材21,23の表面に金属基材の原子とともに1ミクロン以下の厚さの表面処理層22として設け、骨細胞との親和性を高める。このため、(a)リン酸イオンを含む溶液中での通電、(b)カルシウム,リンなどのイオン注入法などによる表面処理、(c)リン酸イオン,カルシウムイオン含有溶液への浸漬を金属基材21、チタン合金23自体あるいは、これら(a)〜(c)の表面処理を少なくともいずれか1つを行った材料に対して組み合わせて行うようにして、合計14種類の方法で生体用金属1〜14を得る。
請求項(抜粋):
金属基材表面にカルシウムとリンの少なくともいずれかと金属基材の原子とでなる1ミクロン以下の厚さの表面処理層、あるいはカルシウムとリンの少なくともいずれかと酸素および金属基材の原子とでなる1ミクロン以下の厚さの表面処理層を設けたことを特徴とする生体用金属。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平2-114960
  • 特開昭62-221360
  • 特開昭63-099868
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