特許
J-GLOBAL ID:200903017155720153

圧力分散体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-144837
公開番号(公開出願番号):特開2002-336087
出願日: 2001年05月15日
公開日(公表日): 2002年11月26日
要約:
【要約】【課題】 適用される用途等に応じた様々な特性を有する、優れた圧力分散性能が容易に確保され得る圧力分散体を提供する。【解決手段】 二つのシート部材10,12の間に、第一の圧力分散媒体が収容された複数のセル14と、該複数のセル14を連通下で連結する狭窄連結部16と、互いに隣り合うセル14の間隙を連通して延びる、内部に第二の圧力分散媒体が収容された連通路28とが設けられ、外部からの押圧力が該複数のセル14の何れかに加えられた際に、該押圧力が加えられたセル14内の前記第一の圧力分散媒体が、前記狭窄連結部16を通じて、該セル14とは別のセル14内に移動せしめられる一方、該押圧力によるセル14の容積変化に伴って、前記連通路28が部分的に圧迫され、該連通路28の圧迫された部分内の前記第二の圧力分散媒体が、かかる部分から別の部分に移動せしめられるように構成した。
請求項(抜粋):
互いに対向して配置された、柔軟性を有する二つのシート部材と、前記二つのシート部材の少なくとも何れか一方の対向面上に、互いに隣り合って複数設けられた、外力による容積変化が容易なセルと、それら複数のセルのうちの二つ以上を相互に連通せしめた状態で連結して、一組が二つ以上となるセルの組み合わせを一個若しくは複数個形成する、該セルに比して狭窄化された狭窄連結部と、外部からの押圧力が前記二つのシート部材を介して前記複数のセルの何れかに加えられて、該押圧力が加えられたセルの容積が変化せしめられた際に、前記狭窄連結部を通じて、該押圧力が加えられたセル内から別のセル内に移動せしめられるように、該複数のセル内に収容された第一の圧力分散媒体と、前記二つのシート部材の対向面間において、それらの対向面間以外の外部空間に対して閉鎖された状態で、前記複数のセルのうちの互いに隣り合うセルの間隙を連通しつつ延出し、且つ前記押圧力によるセルの容積変化に伴って、部分的に圧迫されるように形成された連通路と、前記押圧力によるセルの容積変化に伴って、前記連通路が部分的に圧迫された際に、該連通路の圧迫部分から、それとは別の部分に移動せしめられるように、該連通路内に収容された、前記第一の圧力分散媒体と同一、若しくはそれとは異なる第二の圧力分散媒体と、を含んで構成されている圧力分散体。
IPC (2件):
A47C 27/10 ,  A47C 27/00
FI (3件):
A47C 27/10 Z ,  A47C 27/00 E ,  A47C 27/00 Q
Fターム (2件):
3B096AC11 ,  3B096AD01

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