特許

J-GLOBAL ID：200903017156497628

易引裂き性フィルムおよびその製造方法

発明者： 今西 慎一郎 ,  上田 賢司 ,  隅田 克彦
出願人/特許権者： ダイセル化学工業株式会社
代理人 (1件)： 鍬田 充生 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-114126
公開番号（公開出願番号）：特開平7-292171
出願日： 1994年04月28日
公開日（公表日）： 1995年11月07日
要約：

【要約】【目的】 一体性、凝集力が大きく、表層剥離がなく、接着剤に対して高い接着強度を示し、しかも加工性に優れる易引裂き性フィルムを得る。【構成】 易引裂き性フィルムは、ポリプロピレンなどの(A)オレフィン系重合体とポリスチレンなどの(B)スチレン系重合体とを主成分とし、前記(A)と(B)との組成比が(A)/(B)=61/39〜98/2(重量比)であって、且つ前記(A)と(B)との総和100重量部に対して(C)相溶化剤を0.1〜30重量部の割合で含む樹脂組成物で形成されている。前記(C)相溶化剤として、水素添加されたスチレン-ブタジエンランダム共重合体等が使用できる。前記フィルムはTダイ法などにより成膜できる。このフィルムは、易破断性基材層に積層して易引裂き性積層体とすることもできる。

請求項（抜粋）：

(A)オレフィン系重合体と(B)スチレン系重合体とを前者/後者=61/39〜98/2(重量比)の割合で含むと共に、前記(A)オレフィン系重合体と(B)スチレン系重合体との総和100重量部に対して、(C)相溶化剤を0.1〜30重量部の割合で含む樹脂組成物で形成された易引裂き性フィルム。

IPC (7件)：

C08L 23/00 LCH ,  B29C 47/14 ,  C08J 5/18 CES ,  C08J 5/18 CET ,  B29K 23:00 ,  B29K 25:00 ,  B29L 7:00

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 特開昭56-041161
  
• 積層体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-210467   出願人：昭和電工株式会社

審査官引用 (2件)

• 特開昭56-041161
  
• 積層体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-210467   出願人：昭和電工株式会社