特許
J-GLOBAL ID:200903017160983707

流体封入式筒型マウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-119107
公開番号(公開出願番号):特開平6-307493
出願日: 1993年04月21日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 リバウンド側の各方向におけるストッパ機能を有利に得ることのできる流体封入式筒型マウントの提供。【構成】 内筒金具12と外筒金具14の間に、受圧室54と、該受圧室54に対して第一及び第二のオリフィス通路60,62を通じて連通された第一及び第二の平衡室56,58を設けてなる流体封入式筒型マウントにおいて、受圧室54に対して、内筒金具12を径方向に挟んで対向する側に、前記第一の平衡室56と第二の平衡室58を軸方向に並列的に設けて、それら第一の平衡室56と第二の平衡室58の間に周方向に延びる隔壁38を形成した。
請求項(抜粋):
軸直角方向に互いに所定距離を隔てて配された内筒金具と外筒金具をゴム弾性体にて連結すると共に、それら内筒金具と外筒金具の間に、壁部の一部が前記ゴム弾性体にて構成されて振動入力時に内圧変動が惹起される受圧室と、それぞれ壁部の一部が可撓性膜にて構成されて容積可変とされた第一の平衡室および第二の平衡室を形成し、それら受圧室と第一の平衡室および第二の平衡室に所定の非圧縮性流体を封入する一方、前記受圧室と前記第一の平衡室を連通する第一のオリフィス通路と、前記受圧室と前記第二の平衡室を連通する第二のオリフィス通路とを、それぞれ設けてなる流体封入式筒型マウントにおいて、前記内筒金具を主たる振動が入力される軸直角方向一方向に挟んで位置する一方の側に、前記受圧室を設ける一方、少なくとも該受圧室とは反対の側において、前記第一の平衡室と前記第二の平衡室を軸方向に並列的に設けて、それら第一の平衡室と第二の平衡室の間に周方向に延びる隔壁を形成したことを特徴とする流体封入式筒型マウント。

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