特許
J-GLOBAL ID:200903017161635583

通信バス接続装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小沢 信助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-145011
公開番号(公開出願番号):特開平7-006129
出願日: 1993年06月16日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】データバスに接続されている機器が上位データバス又は下位データバスを使用しようとする際に、従来2回必要としたバス使用権の取得動作を1回に減らして、接続動作の高速化を実現することである。【構成】上位データバス、下位データバスは複数の信号線からなる並列バスである。これに接続された各種の機器には夫々に固有のID番号が付けられていて、データバスの使用について優先権の順位が与えられている。この優先権の順位に対応した順番でデータバスの信号線に接続されている。通信バス接続装置は各機器が優先権に応じてデータバスを使用できるように上下のデータバスを接続する。優先順位設定手段、上位データバス側要求線出力手段、下位データバス側要求線出力手段、上位下位データバス接続手段で構成する。
請求項(抜粋):
並列データバス及び制御バスに接続された複数の機器が、各機器毎に対応して設けられたバス使用要求線上にバス使用要求信号を出力し、一定時間後に、全てのバス使用要求線上に要求信号が出されていないかを確認し、予め定められた優先順位に従っ機器自身が並列データバスを使用することが可能であるか判断する上位並列データバスと、同様な、バス使用機器の決定方式を持つ下位並列バスとを接続する通信バス接続装置において、下位データバスに接続された機器からのバス使用要求に従って、上位データバスのバス使用要求線を指定する優先順位設定手段と、全ての機器が制御バス上の制御信号により、データバスを使用する機器を決定する手順が開始されたことを認識した時、下位並列データバスに接続される機器の、いずれかのバス使用要求線上に要求信号が出されている場合、優先順位設定手段によって指定された上位並列データバスのバス使用要求線に要求信号を出力する上位並列データバス側要求線出力手段と、全ての機器が制御バス上の制御信号により、データバスを使用する機器を決定する手順が開始されたことを認識した時、上位並列データバスに接続される機器からのバス使用要求線のうち、優先順位設定手段により指定された優先順位より高い優先順位を持ったいずれかのバス使用要求線上に要求信号が出力されている場合、下位並列データバス側の最高優先順位の要求線に要求信号を出力する下位並列データバス側要求線出力手段とを設けたことを特徴とする通信バス接続装置。

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