特許
J-GLOBAL ID:200903017162477973
誘導モータのベクトル制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 純之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-177548
公開番号(公開出願番号):特開平9-028099
出願日: 1995年07月13日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】出力電圧が飽和した場合にも良好な電流制御を行えるPWMインバータを介する誘導モータのベクトル制御装置を提供することにある。【解決手段】インバータの出力電圧を飽和しない値に制限する電圧リミッターと、インバータの直流電源電圧と出力電圧指令とから電圧が飽和することを検出する出力電圧飽和検出手段と、電圧飽和時に積分電流制御により作成される出力電圧指令値の更新を中止し、飽和から回復した後に更新を再開する積分電流制御による出力電圧作成手段とを設け、また、電圧飽和時には、出力電圧を飽和しない上限電圧以下に制限すると共に積分電流制御により作成される電圧指令値の更新を中止し、出力電圧が飽和から回復すると積分電流制御により作成される出力電圧指令値の更新を再開することにした。
請求項(抜粋):
トルク指令に基づいて励磁電流指令とトルク電流指令とを演算し、これらの電流指令値に出力を追従させるための電流フィードバック制御系に、少なくとも積分電流制御器を備えた誘導モータのベクトル制御装置において、この装置のインバータ出力電圧を飽和しないような値に制限する電圧リミッターと、インバータの直流電源電圧と出力電圧指令とから出力電圧が飽和することを検出する出力電圧飽和検出手段と、出力電圧飽和時には積分電流制御により作成される出力電圧指令値の更新を中止し飽和から回復した後に更新を再開する積分電流制御手段とを有することを特長とする誘導モータのベクトル制御装置。
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