特許
J-GLOBAL ID:200903017167679540

梅菓子、およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-290438
公開番号(公開出願番号):特開2008-104406
出願日: 2006年10月25日
公開日(公表日): 2008年05月08日
要約:
【課題】 より気軽に手掴みでも手指を汚すことなく食することが可能であり、しかも食べ盛りの子供達にも大いに好まれ、消費の拡大が期待できる新たな梅菓子製造技術を提供する。 【解決手段】 完熟梅を約4%濃度の塩水中で約72時間程度の間、1〜10°Cの範囲で低温保管して塩蔵処理した後、水切りを行い、砂糖1に対して水0.4の重量比混合割合として溶融し、90〜100°Cに加熱した砂糖溶液中に浸漬状としたまま、約10〜15日間程度の間、砂糖溶液濃度を高める濃縮処理を継続し、この浸漬期間中に、所定期間毎の殺菌処理と、数次の交ぜ返し処理とを実施し、且つ太陽光照射による梅表皮の発色処理を施し、糖度62以上の甘梅とした上、40〜50°Cの範囲で一週間に亘り、陰干し乾燥(b)させ、甘梅の糖度75以上(c)とし、甘梅の表面全体に麦芽糖粉末または顆粒をまぶして(d)なる梅菓子である。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
傷や腐敗箇所のない選果された完熟梅を、約4%濃度の塩水中で約72時間程度の間、1〜10°Cの範囲で低温保管して塩蔵処理した後、水切りを行い、砂糖1に対して水0.4の重量比混合割合として溶融し、90〜100°Cに加熱した砂糖溶液中に埋没状とした上、以降、完熟梅を砂糖溶液中に浸漬状としたまま、約10〜15日間程度の間、砂糖溶液温度を、毎日、少なくとも10時間は40°C以上に保持して砂糖溶液濃度を高める濃縮処理を継続する一方、この浸漬期間中に、所定期間毎に60〜80°Cに加温して発酵を押さえる殺菌処理を併用すると共に、必要に応じ、均質な砂糖溶液の浸透を促す数次の交ぜ返し処理を実施することによって完熟梅の糖度が62以上で型崩れのない甘梅とした上、40〜50°Cの範囲で一週間に亘り、陰干し乾燥させ、甘梅の糖度75以上とし、甘梅の表面全体に麦芽糖粉末または顆粒をまぶしてなるものとしたことを特徴とする梅菓子。
IPC (3件):
A23G 3/00 ,  A23G 3/34 ,  A23L 1/212
FI (2件):
A23G3/00 ,  A23L1/212 D
Fターム (10件):
4B014GE03 ,  4B014GG09 ,  4B014GK03 ,  4B014GL10 ,  4B014GP19 ,  4B016LC02 ,  4B016LE03 ,  4B016LG03 ,  4B016LK08 ,  4B016LP13
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 乾燥梅菓子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-224477   出願人:上原裕文
審査官引用 (3件)

前のページに戻る