特許
J-GLOBAL ID:200903017176676448
嫌気-好気活性汚泥処理装置の運転制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-327182
公開番号(公開出願番号):特開平5-154496
出願日: 1991年12月11日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 嫌気-好気活性汚泥処理装置を用いて廃水中の有機物及び窒素を高効率に除去する運転制御方法を提供することを目的とする。【構成】 嫌気槽1と好気槽2に溶存酸素の濃度計12,13を配備するとともに、好気槽2に硝化の進行状況を判定するための酸素利用速度計14を配備し、上記溶存酸素の濃度計12,13及び酸素利用速度計14により、嫌気-好気活性汚泥処理の進行に伴う溶存酸素の濃度及び酸素利用速度を検出して好気槽の硝化反応の進行状況を判断し、その判断結果から嫌気槽1及び好気槽2の活性汚泥浮遊物濃度(MLSS)、溶存酸素濃度(DO濃度)及び硝化液の還流比を制御回路15により自動制御して、廃水中の有機物及び窒素除去の効率化をはかることを特徴とする嫌気-好気活性汚泥処理装置の運転制御方法を提供する。
請求項(抜粋):
下水等の廃水を嫌気槽で脱窒細菌により脱窒を行う工程と、好気槽で硝化細菌によりアンモニア性窒素の硝化を行う工程と、沈澱槽で固液分離し、沈降した汚泥の一部を嫌気槽に戻すとともに残部を余剰汚泥処理装置に送り込んで処理し、沈澱槽の上澄液を処理水として放流する工程と、好気槽内の硝化液の一部を嫌気槽に還流して脱窒反応を促進する工程を含む嫌気-好気活性汚泥処理装置において、上記嫌気槽と好気槽に溶存酸素の濃度計を配備するとともに、好気槽に硝化の進行状況を判定するための酸素利用速度計を配備し、上記溶存酸素の濃度計及び酸素利用速度計により、嫌気-好気活性汚泥処理の進行に伴う溶存酸素の濃度及び酸素利用速度を検出して好気槽の硝化反応の進行状況を判断し、その判断結果から嫌気槽及び好気槽の活性汚泥浮遊物濃度、溶存酸素濃度、硝化液の還流比を自動制御して、廃水中の有機物及び窒素除去の効率化をはかることを特徴とする嫌気-好気活性汚泥処理装置の運転制御方法。
IPC (2件):
C02F 3/34 101
, C02F 3/34
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