特許
J-GLOBAL ID:200903017178013969
電力ケーブルの事故点標定方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
日比谷 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-035491
公開番号(公開出願番号):特開平11-220830
出願日: 1998年02月02日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】 注入パルスの波高値による放電発生時間の遅れを補正して、事故点の標定を正確に行う。【解決手段】 パルス発生装置11から低レベルパルスと高レベルパルスそれぞれを注入して事故相ケーブル12の事故点Xで放電を起こさせると共に、同様な2種類のパルスを健全相ケーブル13にそれぞれ注入し、これらの計4つの反射波形をそれぞれ波形記憶装置16に記憶し、波形処理装置17において、低レベルパルスと高レベルパルスを注入した場合の事故相ケーブル12と健全相ケーブル13の反射波形のそれぞれ差分を求めて放電波形を抽出し、低レベルパルスと高レベルパルスによる放電開始時間の差を求め、この差に相当するパルス電位の遅れから事故点Xの位置補正を行う。
請求項(抜粋):
パルス注入型パルスレーダ法によって事故相ケーブルの事故点を測定する事故点標定方法において、前記事故相ケーブルの一部から事故点に放電を起させるに足る波高値を有する低レベルパルスを注入して事故点で放電を起こさせ、前記事故相ケーブル内における反射パルスによる第1の反射波形を得て記憶する工程と、前記事故相ケーブルの一部から前記第1の波高値よりも高い波高値を有する高レベルパルスを注入して事故点で放電を起こさせ、前記事故相ケーブル内における反射パルスによる第2の反射波形を得て記憶する工程と、健全相ケーブルの一部から前記低レベルパルスを注入し前記健全相ケーブル内における反射パルスによる第3の反射波形を得て記憶する工程と、前記健全相ケーブルの一部から前記高レベルパルスを注入し前記健全相ケーブル内における反射パルスによる第4の反射波形を得て記憶する工程と、前記第1の反射波形から第3の反射波形を差し引き前記低レベルパルスによる前記事故点の放電による第5の反射波形を求めて記憶する工程と、前記第2の反射波形から第4の反射波形を差し引き前記高レベルパルスによる前記事故点の放電による第6の反射波形を求めて記憶する工程と、前記第5の反射波形と第6の反射波形から前記低レベルパルスと高レベルパルスによる放電発生時間差を算出する工程と、前記第1又は第3の反射波形及び前記第2又は第4の反射波形から前記低レベルパルスと高レベルパルスの立上り勾配における時間差が前記放電発生時間差に一致する電位を求める工程と、前記第2又は第4の反射波形から前記高レベルパルスが前記電位に到達するまでの遅れ時間を求める工程と、前記第6の反射波形により得た推定事故点位置を前記遅れ時間に相当する距離によって補正する工程とを有することを特徴とする電力ケーブルの事故点標定方法。
IPC (2件):
FI (2件):
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