特許
J-GLOBAL ID:200903017181123040

ガスタ-ビンエンジン用燃焼器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 伸行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-128573
公開番号(公開出願番号):特開平11-337069
出願日: 1999年05月10日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 バーナー面の作動温度を低下させ、燃焼特性を改善するガスタービンエンジン用希薄燃焼型燃焼器を提供すること。【解決手段】 このガスタービンエンジン用希薄燃焼型燃焼器は、輻流流入型予備混合式、予備渦流形成式バーナーを有する。バーナーの中央バーナー面(10)は、燃焼器のプレチャンバー(2)の上流壁を構成する。バーナー面(10)に円形凹部(12)が形成されており、凹部(12)は、パイロット燃料を該凹部の円形に対して実質的に接線方向に該凹部内へ導入するための少くとも1つのパイロット燃料噴射器(14)を有し、それによって、バーナーは、より低い温度で作動し、燃焼特性が改善される。
請求項(抜粋):
直列流れ式に順次に配置された、輻流流入型予備混合式バーナー(1)と、軸流型燃焼プレチャンバー(2)と、該プレチャンバーより大きい断面積を有する燃焼主チャンバー(3)とから成るガスタービンエンジン用希薄燃焼型燃焼器において、該バーナーは、主燃料と空気(4)が前記燃焼プレチャンバー(2)に流入する前に両者を混合するために該燃焼プレチャンバーの半径方向外方に配置された空燃混合器(8)であって、主燃料と空気の混合によって得られた、該燃焼プレチャンバーに流入する空燃混合物に燃焼プレチャンバーの中心軸線を中心とする活発な渦流成分を有する運動を付与する空燃混合器(8)と、該空燃混合器の半径方向内方に位置して前記燃焼プレチャンバーの軸方向上流の壁を構成し、該燃焼プレチャンバー内へパイロット燃料を噴射するためのパイロット燃料噴射手段(14)を備えたバーナー面(10)を含み、該燃焼器の作動中、前記バーナー面(10)と前記燃焼主チャンバー(3)の上流部分との間に延長する軸方向再循環渦巻きコアガス流が形成されるように構成されており、前記パイロット燃料噴射手段(14)は、前記バーナー面(10)に設けられた、平面でみて実質的に円形の凹部(12)内に配置されており、パイロット燃料を該凹部の円形に対して実質的に接線方向に該凹部内へ噴射するように構成されており、それによって、バーナー面の作動温度を低下させ、燃焼特性を改善することを特徴とするガスタービンエンジン用希薄燃焼型燃焼器。
IPC (2件):
F23R 3/14 ,  F23R 3/54
FI (2件):
F23R 3/14 ,  F23R 3/54
引用特許:
審査官引用 (4件)
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