特許
J-GLOBAL ID:200903017187417398

電磁ステンレス鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-229283
公開番号(公開出願番号):特開平6-049606
出願日: 1992年08月04日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 電磁燃料噴射ポンプ等の電磁弁部品に耐食性材料として用いられる電磁ステンレス鋼について、その磁気特性を高め、かつ冷鍛性や被削性を良好なものとする。【構成】 電磁ステンレス鋼に重量%でBおよびTiを、0.0005≦B≦0.010%、0.005≦Ti≦0.10%、Ti/N≧3の範囲で添加する。Bは、結晶粒の粗大化による磁気特性向上効果をもたらす。また、Tiは、BにN、O等が結合してしまうことを防止するために、自身にN等を結合させて固定化し、Bによる結晶粒粗大化を助成する。さらに、その他の元素として、P≦0.020%、C≦0.010%、N≦0.015%、C+N≦0.020%、Cu+Ni≦0.15%、S≦0.030%、Mn≦0.50%、8%≦Cr≦25%、Mo≦2.0%、O≦0.005%を含み、残部が実質的にFeおよび不純物である。このようにB、Tiを添加し、かつ、他のC,N,Cu,Ni,S等の含有量を規制することにより、磁気特性および冷鍛性等を兼備した磁気ステンレス鋼が実現する。
請求項(抜粋):
重量%で、Bが0.0005%以上0.010%以下、Tiが0.005%以上0.10%以下、かつTiはNの3倍以上、Pが0.020%以下、Cが0.010%以下、Nが0.015%以下、CとNの和が0.020%以下、CuとNiの和が0.15%以下、Sが0.030%以下、Mnが0.50%以下、Crが8%以上25%以下、Moが2.0%以下、Oが0.005%以下、残部がFeおよび不純物から構成されることを特徴とする電磁ステンレス鋼。
IPC (4件):
C22C 38/00 303 ,  C22C 38/18 ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-235257
  • 高冷鍛性電磁ステンレス鋼
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-171299   出願人:東北特殊鋼株式会社
  • 特開平4-235257

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