特許
J-GLOBAL ID:200903017189360369
磁気共鳴イメージング装置による画像形成方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
多田 公子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-189594
公開番号(公開出願番号):特開平11-033011
出願日: 1997年07月15日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】被検体の外部から診断部位へ挿入した生検器具の先端部の位置を見失うことなく、目的の患部へ効率的に生検器具を誘導できるように、生検器具の長手方向を含む断面を撮像、表示する画像形成方法を提供する。【解決手段】MRI装置を用いた画像形成方法において、被検体の外部から診断部位に向かって挿入した生検器具12を含む関心領域11について、この関心領域の体積の各軸方向に沿って順次傾斜磁場を印加して発生した三つのエコーをフーリエ変換によって投影信号に変換し、これら投影信号の演算により、三つのエコーがそれぞれ発生した時間における生検器具先端部の三点の通過座標のうち少なくとも二点の位置及び速度を算出し、生検器具の進行方向ベクトルを求め、生検器具先端部を通り、進行方向ベクトルと平行な方向の断面23を決定し、MRI画像を撮影する。
請求項(抜粋):
被検体に静磁場を与える静磁場発生手段と、前記被検体に、直交する三軸方向の傾斜磁場をそれぞれ与える傾斜磁場発生手段と、前記被検体の診断部位に対して高周波信号を照射すると共に前記被検体の生体組織の核磁気共鳴により放出される高周波信号を受信するプローブと、前記プローブを駆動して前記高周波信号の照射および受信を行う高周波送受信部と、高周波送受信部の制御を所定のパルスシーケンスに従って行うと共に前記プローブで受信した高周波信号を用いて画像再構成演算を行う計算機と、前記計算機で生成された画像信号を入力して断層像として表示する表示器とを備えた磁気共鳴イメージング装置において、前記被検体の外部から診断部位へ挿入した生検器具を含む関心領域について、画像を形成する方法であって、1)前記パルスシーケンスとして、高周波信号の照射による前記関心領域の選択励起と、それに続く一の傾斜磁場の印加と、それにより発生するエコー信号の計測とを直交する三軸について順次実行し、2)発生した三つのエコーをフーリエ変換によって投影信号に変換し、これら投影信号の演算により、前記三つのエコーがそれぞれ発生した時間における前記生検器具先端部の三点の通過座標のうち少なくとも二点の位置及び速度を算出し、前記生検器具の進行方向ベクトルを求め、3)前記生検器具先端部を通り、前記進行方向ベクトルと平行な方向の断面を決定し、該断面について磁気共鳴イメージング画像を撮影、表示することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置による画像形成方法。
IPC (2件):
FI (2件):
A61B 5/05 390
, G01N 24/02 Y
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