特許
J-GLOBAL ID:200903017190131594

スパッタ被覆ガラス製品及びその断熱ガラス・ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 高城郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-346906
公開番号(公開出願番号):特開平8-268733
出願日: 1995年12月13日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【課題】 断熱ガラス・ユニットに用いて有用なスパッタ被覆多層系を有するガラス製品を提供する。【解決手段】 約7オンク ゙ストローム以下の2層のニッケル又はニクロム4a、4bの間に配置された約115〜190オンク ゙ストローム厚の銀の単層5、及びSi3N4の約450〜600オンク ゙ストローム厚の下被覆層3及び約580〜800オンク ゙ストローム厚の上被覆層7からなる被膜を有するガラス製品が、鏡状及び濃い紫色の外観を呈することなく約0.07未満の通常放射率と良好な耐久性とを実現する。
請求項(抜粋):
ガラス基板上に多層系をスパッタ被覆されたスパッタ被覆ガラス製品において、前記ガラス基板から外側へ向かって、a)約450〜600オンク ゙ストロームの厚さをもつSi3N4の層と、b)約7オンク ゙ストローム又はこれ未満の厚さをもつニッケル又はニクロムの層と、c)約115〜190オンク ゙ストロームの厚さをもつ銀の層と、d)約7オンク ゙ストローム又はこれ未満の厚さをもつニッケル又はニクロムの層と、e)約580〜800オンク ゙ストロームの厚さをもつSi3N4の層とを含む多層系を有し、さらに前記ガラス基板が2〜6mmの厚さを有するとき、前記スパッタ被覆ガラス製品が、少なくとも約70%の可視光透過率と、約0.07以下の通常放射率(En)と、約0.075以下の半球放射率(Eh)と、約5.5オーム/sq.以下の面積抵抗率(Rs)とを有し、前記スパッタ被覆ガラス製品が、前記ガラス側の特性として、約12〜19の反射率RGYと、Hunter装置, Ill. C, 10°観測器で測定されたそれぞれ約-3〜+3及び約-5〜-20の色座標ah及びbhとを有し、前記スパッタ被覆ガラス製品が、前記多層系側の特性として、約8〜12の反射率RFYと、Hunter装置, Ill. C, 10°観測器で測定されたそれぞれ約0〜+6及び約-5〜-30の色座標ah及びbhとを有するスパッタ被覆ガラス製品。
IPC (5件):
C03C 17/36 ,  C03C 17/245 ,  C03C 27/06 101 ,  E04B 1/76 ,  E06B 5/00
FI (5件):
C03C 17/36 ,  C03C 17/245 A ,  C03C 27/06 101 H ,  E04B 1/76 N ,  E06B 5/00 B

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