特許
J-GLOBAL ID:200903017193243512
可使時間を指示する水希釈性エポキシ樹脂系のための硬化剤
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
江崎 光史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-200104
公開番号(公開出願番号):特開平10-081732
出願日: 1997年07月25日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 液状エポキシ樹脂での明らかに良好な乳化作用および固体樹脂分散物との相容性の他に、エポキシ樹脂と組合せた場合に加工時間の終わり頃に粘度の明瞭な増加を示すエポキシ樹脂用水分散性硬化剤の提供【解決手段】 この硬化剤は、(A)200〜20,000g/molの混合物重量平均分子量MW を有する、二種類以上の脂肪族ポリオール類の混合物、ただし少なくとも1種類のポリオールは少なくとも4000g/molの重量平均分子量MW を有する;(B)1分子中に少なくとも2つのエポキシ基を持ち、かつ500〜10,000mmol/kgの比エポキシ基含有量(100〜2000g/molの“エポキシ当量”)を有する少なくとも1種類のエポキシ化合物を最初の反応段階で反応させてエポキシド-ポリオール付加物を生成させ、そしてこの付加物を(C)1分子当たりに少なくとも3つのアミン水素原子および1つの第一アミノ基を持つポリアミン類と反応させることによって得られる。
請求項(抜粋):
【請求項 1】(A)200〜20,000g/molの混合物重量平均分子量MW を有する、二種類以上の脂肪族ポリオール類の混合物、ただし少なくとも1種類のポリオールは少なくとも4000g/molの重量平均分子量MW を有しそしてこのポリオールは混合物の重量を基準として少なくとも1重量% の重量割合で混合物中に含まれており、そして混合物の少なくとも1種類のポリオールは4000g/molよりも小さい重量平均分子量MW を有しそしてこのポリオールが混合物の重量を基準として99重量% までの重量割合で混合物中に含まれており、そして混合物の分子量分布に少なくとも二つのモードがあるもの、および(B)1分子中に少なくとも2つのエポキシ基を持ち、かつ500〜10,000mmol/kgの比エポキシ基含有量(100〜2000g/molの“エポキシ当量”)を有する少なくとも1種類のエポキシ化合物を最初の反応段階で反応させてエポキシド-ポリオール付加物を生成させ、そしてこの付加物を(C)1分子当たりに少なくとも3つのアミン水素原子および1つの第一アミノ基を持つポリアミン類と反応させることによって得られる、ただし成分(A)の水酸基の数と成分(B)のエポキシ基の数との比が1:3〜1:10でありそして上記エポキシ-アミン付加物中の残留エポキシ基の数とポリアミン類(C)中のアミン水素原子の数との比が1:1.5〜1:100である、エポキシ樹脂との混合物の状態で明らかな粘度増加によって加工時間の終点を知らせる、エポキシ樹脂用の水希釈性硬化剤。
IPC (2件):
FI (2件):
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