特許
J-GLOBAL ID:200903017196534380

車両用自動速度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-283669
公開番号(公開出願番号):特開平9-123794
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 最大駆動力に達する前にスロットルが開かなくなっても、走行抵抗推定部の内部に誤差が蓄積しないようにして車速のオーバーシュートの発生を確実に防止する。【解決手段】 負圧式スロットルアクチュエータの特性上、車両の最大駆動力を実現するスロットル開度に達する前にスロットルがそれ以上開かなくなることがあるが、そのような場合には、目標駆動力補正部26で出力される最終目標駆動力を目標スロットル開度TVOrと実スロットル開度TVO との差がある設定値(例えば、5°)以上になる前の目標駆動力に目標駆動力制限部29において制限することにより、目標スロットル開度TVOrも車両特性上決定されるある限界値TVO/ltに制限する。これによって走行抵抗推定部25の内部にスロットル開度の誤差が蓄積されるのを防止する。
請求項(抜粋):
車両の実車速を検出する車速検出手段と、車両を一定車速で走行させるために目標車速を与える目標車速設定手段と、車両のスロットルの開度を検出するスロットル開度検出手段と、前記実車速と前記目標車速とに基づいて両者を一致させるために必要な目標駆動力を演算する目標駆動力演算手段と、前記実車速と前記目標駆動力とに基づいて走行抵抗推定値を演算する走行抵抗推定手段と、前記走行抵抗推定手段の算出した走行抵抗推定値に基づいて、前記目標駆動力演算手段の算出した目標駆動力を補正して最終目標駆動力を演算する目標駆動力補正手段と、前記目標駆動力補正手段の算出した最終目標駆動力に基づいて目標スロットル開度を演算するスロットル開度演算手段と、前記実スロットル開度を前記目標スロットル開度に一致させるようにスロットル開度を制御するスロットル開度制御手段と、前記実スロットル開度と目標スロットル開度との偏差を監視し、目標スロットル開度の方があらかじめ設定されている値を越えて大きい場合に前記最終目標駆動力を1制御サイクル前の最終目標駆動力に変更する目標駆動力制限手段とを備えて成る車両用自動速度制御装置。
IPC (2件):
B60K 31/00 ,  F02D 29/02 311
FI (2件):
B60K 31/00 Z ,  F02D 29/02 311 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-061836
  • 特開昭63-247127

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