特許
J-GLOBAL ID:200903017198929609

燃焼排ガス中の炭酸ガスを濃縮する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池条 重信 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-184326
公開番号(公開出願番号):特開2003-001061
出願日: 2001年06月19日
公開日(公表日): 2003年01月07日
要約:
【要約】【課題】 簡素化したプロセスで、しかも高効率で炭酸ガス濃度20〜50容量%に高めることができる燃焼排ガス中の炭酸ガスを濃縮する方法を提供すること。【解決手段】 炭酸ガス濃度5〜15容量%の燃焼排ガス2を圧力変動吸着装置の活性炭を充填した吸着塔6a、6bに0.02MPa・G以下で送入して炭酸ガスを吸着させる。そして、真空ポンプ11により吸着塔6a、6b入口側から吸着塔6a、6b内部を真空引きして200Torr以下で炭酸ガスを脱着させて濃縮ガスとして回収すると共に、引続き200Torr以下に保ったままで吸着塔6a、6b出口から大気空気を供給して真空引きで脱着しなかった炭酸ガスを脱着して濃縮ガスとして回収したのち、吸着塔6a、6bに燃焼排ガスまたは吸着工程のオフガスを供給して吸着塔6a、6b内を大気圧まで昇圧する。これによって、炭酸ガス濃度20〜50容量%の濃縮ガスを高効率、低コストで回収できる。
請求項(抜粋):
燃焼排ガス中の炭酸ガス濃度を圧力変動吸着法により20〜50容量%に濃縮する方法であって、燃焼排ガスを活性炭を充填した吸着塔に送入して炭酸ガスを吸着せしめる吸着工程と、吸着した炭酸ガスを真空引きして脱着させて濃縮ガスとして回収する第1脱着工程と、真空引きしながら吸着塔に大気空気を供給して第1脱着工程で脱着しなかった炭酸ガスを脱着させて濃縮ガスとして回収する第2脱着工程と、第2脱着工程終了後、吸着塔に燃焼排ガスまたは吸着工程からのオフガスを供給して大気圧まで昇圧する昇圧工程とからなることを特徴とする燃焼排ガス中の炭酸ガスを濃縮する方法。
IPC (3件):
B01D 53/62 ,  B01D 53/34 ZAB ,  C01B 31/20
FI (3件):
C01B 31/20 B ,  B01D 53/34 135 Z ,  B01D 53/34 ZAB
Fターム (16件):
4D002AA09 ,  4D002AC10 ,  4D002BA04 ,  4D002CA07 ,  4D002DA41 ,  4D002EA01 ,  4D002EA05 ,  4D002EA07 ,  4D002FA01 ,  4D002GA01 ,  4D002GB02 ,  4D002GB04 ,  4G046JB07 ,  4G046JB08 ,  4G046JB17 ,  4G046JB21

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