特許
J-GLOBAL ID:200903017199596760

医療用器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-019082
公開番号(公開出願番号):特開平6-014876
出願日: 1993年02月05日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 医療用器具の先端部に設けた端部作用手段を、回動させたり固定させたりできるようにする。【構成】 医療用器具は、先端部の端部作用手段と、これを作動させる作動装置とを備える。作動装置は、端部作用手段に相対的に回動可能である。器具は、U字形リンクによって端部作用手段に連結された外側管20と、この外側管20を通り端部作用手段と連結するプッシュロッド60とを備える。作動装置は、外側管20およびプッシュロッド60と係合し、プッシュロッド60に対し、管20に相対的な往復軸方向運動を与える。作動装置は、ハンドル85およびレバーアーム75を備える。外側管20には、周方向に間隔をおかれた複数の凹部145が設けられている。ハンドル85には、弾性的に偏倚された接触要素150が設けられている。接触要素150が凹部145に着座すると、外側管20は長手軸まわりを回転できない。十分な回転力により、接触要素150の着座は解除される。
請求項(抜粋):
a)基端、末端および長手軸を有する中空の外側管にして、その外面に複数の表面不規則部を有しており、該表面不規則部は、互いに実質的に同一の形状をしており且つ外側管の周方向および半径方向に互いに間隔をおかれるようにして、該外側管の第1の基端位置部分に配置されている、外側管と、b)前記外側管を通して延び且つ基端および末端を有しているプッシュロッドと、c)前記外側管に相対的な往復軸方向運動を前記プッシュロッドに与える作動手段にして、前記外側管と回転可能に係合するグリップ手段と、該グリップ手段と移動可能に係合し且つ前記プッシュロッドの前記基端に連結して該基端の回りを回転可能なレバー手段とを備える作動手段と、d)前記プッシュロッドの前記末端にて該プッシュロッドと連結し、且つ、前記外側管と枢動可能に連結する端部作用手段にして、それによって、前記プッシュロッドの前記往復軸方向運動を自身の枢動運動に変換するようになされた端部作用手段と、e)圧縮された弾性部材と、前記作動手段を前記外側管に相対的な複数の回転セット位置のいずれかに固定するための接触部材とを有する固定手段と、を備える医療用器具であって、前記弾性部材が、前記グリップ手段と固定的に連結する第1の端部と、前記接触部材と連結する第2の端部とを有しており、前記接触部材が前記外側管と接触しており、前記接触部材が、前記作動手段を前記外側管に対して回転しないように固定保持するために複数の第1の位置にて前記外側管の前記外面の前記表面不規則部と相互係合するように形状づけられており、前記外側管に相対的な実質相対回転力を前記作動手段に加えることにより、前記弾性部材がさらに圧縮され、前記作動手段が前記外側管に相対的に回転し、前記接触部材が複数の第2の位置をとるようになされており、前記固定手段が、前記弾性部材から前記グリップ手段を通って延びる第1の電気導体部分を有する電極であり、前記弾性部材および前記接触部材が電気導体であることを特徴とする、医療用器具。
IPC (2件):
A61B 1/00 334 ,  A61B 17/28 310

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