特許
J-GLOBAL ID:200903017211065724

半導体ダイオード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大日方 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-330329
公開番号(公開出願番号):特開平6-177404
出願日: 1992年12月10日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 逆方向バイアス時のリーク電流を少なく、且つ順方向バイアス時の電圧降下を小さくした、整流効率の良好な半導体ダイオードの構造を提供する。【構成】 n形半導体基板の表面に、n形の拡散層を形成し、これを囲むように、p形の拡散層4を形成し、前記n形拡散層とp形拡散層4とを同一のアノード電極3にてオーミック接触させて、これらに同電位を印加し得る構成とし、前記半導体基板1の裏面にカソード電極12をオーミック接触させて、電界効果型のダイオードを形成する。p形拡散層4を形成するに当たっては、前記カソード12・アノード3間に電圧が印加されていない状態で、空乏層4a,4aが、アノード電極3とカソード電極12との間の電流経路を遮断するように、その濃度を決定した。
請求項(抜粋):
第1の導電形の半導体基体の表面に、第1導電形の不純物が高濃度に導入された第1の拡散層が形成され、該第1の拡散層を囲むように第2の導電形の第2の拡散層が形成され、前記第1の拡散層及び第2の拡散層の表面には同一のアノード電極が、又、上記半導体基体の裏面にはカソード電極が夫々オーミック接触され、第2の拡散層はアノード・カソード間に電圧が印加されていない状態で、空乏層がアノード電極とカソード電極との間の電流経路を遮断するようにその濃度が設定されてなることを特徴とする電界効果型半導体ダイオード。

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