特許
J-GLOBAL ID:200903017215301465

PWMコンバータの制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-271250
公開番号(公開出願番号):特開平6-121538
出願日: 1992年10月09日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【構成】 制御開始時にソフトスタート回路32の出力に基づいて電流指令信号Iapのレベルを徐々に変化させる構成の制御回路において、ソフトスタート回路32の出力を反転増幅して補正信号IHを生成する反転増幅器10を設け、この補正信号IHを電流指令信号Iapと合算するようにした。ソフトスタート回路32は定常状態になったときは定常値を継続するものとし、また、このときの補正信号IHの絶対値レベルは電流指令信号Iapのそれよりも小さい。【効果】 制御開始時の回生動作が抑制され、PWMコンバータの動作が安定するとともに、定常時にはこの補正信号IHが電流指令信号と逆極性で常時合算されているので回生動作が可能となる。これにより、電流指令信号Iapが零値となって無制御状態となる事態が回避され、過渡応答特性が向上する。
請求項(抜粋):
PWMコンバータの出力電圧を検出する電圧検出手段と、検出された出力電圧と所望の電圧指令値とを比較してその差分を表す信号を出力する比較器と、前記差分を表す信号を増幅して電流指令信号となす電流指令信号生成手段と、前記電流指令信号に基づいて前記出力電圧値を制御する出力電圧制御手段とを備え、且つ、制御開始と同時に前記電圧指令値と略同一値で逆極性の初期電圧を前記比較器に入力するとともに入力後該初期電圧の絶対値を定常値に至るまで過渡的に低減させるソフトスタート回路とを備えたPWMコンバータの制御回路において、前記ソフトスタート回路から順次出力される電圧を所定利得で反転増幅して補正信号となす補正信号生成手段を設け、この補正信号を前記電流指令信号と合算して前記出力電圧制御手段に導くようにしたことを特徴とするPWMコンバータの制御回路。
IPC (2件):
H02M 7/21 ,  H02M 7/219
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平1-160364
  • 特開昭61-277376
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-160364
  • 特開昭61-277376

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