特許
J-GLOBAL ID:200903017219071693

シートの前後チルト機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藁科 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-212954
公開番号(公開出願番号):特開平9-039624
出願日: 1995年07月31日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【目的】 構成の複雑化を招くことなく、操作性の向上をはかる。【構成】 リンク機構1214 の上端に延出ピン38(38F38R) が突設されるとともに、延出ピンに係合可能な複数の歯部40a を有するロックプレート40(40F40R)の一端が、上枠16に枢着されている。そして、ロックプレート40(40F40R) の係合片48(48F48R) に係合可能な押圧片50a50b 、および、上枠16の前方に延出された操作レバー54をそれぞれ一体に持つ解除プレート50が、各ロックプレート間で、上枠に対し、シーソー状に揺動自在に枢着されている。
請求項(抜粋):
サポートリンク下端をメインリンクの中間部に枢着した略y形状に形成され、メインリンク下端を床面サイドの下枠に、サポートリンク上端をシートクッションサイドの上枠にそれぞれ枢着した左右各一対のフロント、リヤのリンク機構と;上記各リンク機構毎に設けられ、対応するリンク機構の回動規制により、シートクッションの前後の高さを個別に調整可能とするフロント、リヤのロック手段と;を具備したシートの前後チルト機構において、リンク機構のメインリンク上端に突設され、上枠側面の長孔状のガイド孔を介して延出された延出ピンと;上記延出ピンに係合可能な複数の歯部を有して形成され、上枠に対して、当該延出ピンの軸線に対する直交方向に回動可能に一端の枢着されたロックプレートと;ロックプレートを上記延出ピンとの係合方向に偏倚するリターンばねと;を具備してフロント、リヤのロック手段がそれぞれ形成され、フロント、リヤの上記ロックプレートが、上下いずれかの同一方向に歯部の開口を向けてそれぞれ形成、配置され、係合片が、当該ロックプレートにそれぞれ一体に突設されるとともに、ロックプレートの上記係合片に係合可能なフリントサイド、リヤサイドの押圧片、および、上枠の前方に延出された操作レバーをそれぞれ一体に有する解除プレートが、上枠に対し、フロント、リヤの上記ロックプレートの間でシーソー状に揺動自在に枢着され、操作レバーでの解除プレートの揺動操作に伴う、リターンばねの偏倚力に抗したロックプレートの回動により、解除プレートの揺動方向に応じたフロント、リヤのロック手段のいずれかによる対応するリンク機構のロックを解除可能としたことを特徴とするシートの前後チルト機構。

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