特許
J-GLOBAL ID:200903017222820966
マルチスレッド化されたプログラムにおける潜在的な競合を検出するための方法およびシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
谷 義一
, 阿部 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-086776
公開番号(公開出願番号):特開2005-285122
出願日: 2005年03月24日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
【課題】マルチスレッド化されたプログラムにおける競合条件の存在を有効で、かつ効率よく検出する。【解決手段】各共用メモリロケーションについて、そのロケーションを保護しているロックの集合と、そのロケーションにアクセスしている共時スレッドセグメントの集合とが維持される。これらの集合を維持するために、各スレッドは、それが現在保持しているロックの集合と、その現在のスレッドセグメントの前に順序付けられたスレッドセグメントの集合とを維持する。各スレッドは、それが第2のスレッドをフォークするときに増分される仮想クロックも維持する。スレッドセグメントは、スレッド識別子および仮想クロック値を備えるペアである。データ競合は、ある特定の共用メモリロケーションのロックセットが空であり、そのメモリロケーションに対する共時スレッドの集合のカーディナリティが1より大きいときに報告される。【選択図】図8
請求項(抜粋):
複数のスレッドおよび1つまたは複数の共用メモリロケーションを有するプログラムにおける潜在的な競合条件を動的に検出するためのシステムであって、
各共用メモリロケーションに関して、(i)前記ロケーションにアクセスする共時スレッドセグメントの集合を維持するための機構、および(ii)前記ロケーションに関連付けられた第1のロックの集合を維持するための機構と、
各スレッドに関して、(i)前記スレッドの現在のスレッドセグメントの前に順序付けられるスレッドセグメントの集合を維持するための機構、および(ii)前記スレッドによって獲得され、解放される第2のロックの集合を維持するための機構と、
潜在的な競合条件が検出されたときに警告を報告するための機構と
を備えることを特徴とするシステム。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
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