特許
J-GLOBAL ID:200903017229756155

塗料組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-043765
公開番号(公開出願番号):特開2000-239561
出願日: 1999年02月22日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 金属基材を腐食することがなく、金属材料に良好な密着性、耐食性、耐熱性を有する水溶性金属リン酸塩系の塗料組成物を提供する。【解決手段】 水溶性の多価金属リン酸塩と、多価金属の酸化物および/または水酸化物と、ホウ酸および/またはホウ酸塩と、前記多価金属の酸化物および/または水酸化物をキレート化し得るキレート剤とを含む塗料組成物。
請求項(抜粋):
水溶性の多価金属リン酸塩(A)と、多価金属の酸化物および/または水酸化物(B)と、ホウ酸および/またはホウ酸塩(C)と、多価金属の酸化物および/または水酸化物をキレート化し得るキレート剤(D)とを次の割合で含むことを特徴とする塗料組成物。(A)水溶性の多価金属リン酸塩は、M(H2PO4)x で表されるオルソ第1リン酸塩とM2(H2P2O7)x とで表される酸性ピロリン酸塩の中から選ばれた1種または2種以上の水溶性多価金属リン酸塩の単独または混合物であり、全組成物中の濃度が固形分で1〜40%である。ここでMは、X価の金属を示す。(B)多価金属の酸化物および/または水酸化物は、R2OyとR(OH)y とで示される1種または2種以上の多価金属の酸化物および/または水酸化物の単独または混合物であり、(A)を構成する金属原子のモル数とその価数との積の和をΣMi、リン原子のモル数の和をΣPiとし、(B)を構成する金属原子のモル数とその価数との積の和をΣNiとするとき、(A)と(B)との混合割合が式(1)で示す範囲内である。 (ΣMi+ΣNi)/ΣPi=1〜2 ...(1)ここでRは、Y価の金属を示す。(C)ホウ酸および/またはホウ酸塩の混合割合は、B2O3として、(A)の固形分100重量部に対して、1〜50重量部である。(D)用いられている多価金属の酸化物および/または水酸化物(B)をキレート化し得るキレート剤の混合割合は、(B)を構成する金属原子のモル数とその価数との積の和をΣNiとし、(D)を構成するL(COOH)nで示されるキレート剤のモル数とその酸基数(n)との積の和をΣOiとして、式(2)で示す範囲である。 ΣNi/ΣOi=0.7〜2.5 ...(2)
Fターム (8件):
4J038EA011 ,  4J038GA14 ,  4J038HA166 ,  4J038HA416 ,  4J038HA476 ,  4J038JA39 ,  4J038NA03 ,  4J038NA14

前のページに戻る