特許
J-GLOBAL ID:200903017231250226

炭化水素重質フラクションを精製し、これをより軽質なフラクションに転換するための、炭化水素重質フラクションの水素化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-255184
公開番号(公開出願番号):特開平5-202370
出願日: 1992年09月25日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【構成】 水素化脱金属工程と水素化脱硫工程とからなる水素化処理方法。水素化脱金属工程が、固定床帯域を備え、この帯域の前には、直列に配置された、固定床の少なくとも2つの水素化脱金属交替帯域があり、下記工程(b) 、(c) の繰返しサイクルとして用いられること、および、下記工程:(a) 交替帯域が、これらのうちの1つの失活、目詰まり時間に長くとも等しい時間の間、全部同時に用いられる工程、(b) 失活、目詰まりした交替帯域が、省いて近道され、この帯域に入っている触媒が再生および/または取替えられる工程、および(c) 先行工程で触媒が再生された交替帯域が再連結され、交替帯域が全部同時に用いられる工程であって、交替帯域の1つの失活、目詰まり時間に長くとも等しい時間の間続行される工程、からなることを特徴とする方法。【効果】 高い操作ファクターで、交替帯域を効率よく交換することができる。
請求項(抜粋):
アスファルテン、硫黄不純物、および金属不純物を含む重質炭化水素フラクションの少なくとも2工程における水素化処理方法であって、いわゆる第一水素化脱金属工程の間に、水素化脱金属条件下において、炭化水素仕込原料と水素とを、少なくとも1つの水素化脱金属触媒上に通過させ、ついで次の第二工程の間に、水素化脱硫条件下に、第一工程の流出物を、少なくとも1つの水素化脱硫触媒上に通過させる方法において、水素化脱金属工程が、固定床の1つまたは複数の水素化脱金属帯域を備え、この帯域の前には、直列に配置された、これも固定床の少なくとも2つの水素化脱金属交替帯域(zone de garde) があって、下記工程(b) および(c) の連続する繰返しからなる、サイクルとして用いられること、および、下記工程:(a) 交替帯域が、これらのうちの1つの失活および/または目詰まり時間に長くとも等しい時間の間、全部同時に用いられる工程、(b) 失活した、および/または目詰まりした交替帯域が、省いて近道され、この帯域に入っている触媒が再生される、および/または新品の触媒と取替えられる工程、および(c) 先行工程の間に触媒が再生された交替帯域が再連結され、交替帯域が全部同時に用いられる工程であって、前記工程は、交替帯域の1つの失活および/または目詰まり時間に長くとも等しい時間の間続行される工程、からなることを特徴とする方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭52-062311
  • 特開昭48-051002

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