特許
J-GLOBAL ID:200903017248079466

磁気ディスク装置保護機構

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-004269
公開番号(公開出願番号):特開2002-208239
出願日: 2001年01月11日
公開日(公表日): 2002年07月26日
要約:
【要約】【目的】携帯電子機器等に組み込まれた磁気ディスク装置などの落下あるいは衝撃による損傷を最小限にする為の保護機構を得る。【構成】この磁気ディスク装置保護機構31は、状態検知センサー21と、加速度センサー32を有している。状態検知センサー21が落下状態になると落下判定機構22が状態検知センサーの接点開放時間を計測する。この開放時間が所定時間以上継続すると、磁気ディスク制御機構26は磁気ディスク装置29の磁気ヘッド28の退避作業を行う。また加速度センサー32からの出力信号がオフトラックを起こす可能性のある基準加速度以上に相当する値であった場合には磁気ディスクへの書き込みを中断する。【効果】落下を検出して磁気ヘッドを退避する機構と、オフトラックを引き起こす加速度を検出して書き込みを中断しデータを保護する機構とを組みあわせることで、これらのいずれか一方のみで保護を行う場合に比べ磁気ディスクの破損を低減することができる。
請求項(抜粋):
磁気ディスク装置に使用される保護機構であり、複数の可動部が中心軸に対して等距離の円周上に均等な間隔で配置された可動電極と、この可動電極の周囲に可動電極と接離可能に設けられた固定電極と、慣性体を有し、中心軸が重力の方向に対して直角を成すように配置されることにより、通常時は可動部を慣性体がその重量によって弾性的に変形させて可動電極と固定電極とを接触させて電路を構成し、落下等によって慣性体の見かけ上の重量が減少することで、可動部を固定電極に押しつけている力に対して可動部の弾性によって慣性体を押し戻す力が上回った時、可動電極と固定電極が開離して電路を開放する状態検知センサーと、前記電路が開になった時間が予め設定された第1の基準時間以上継続したか否かによって落下判定を行う判定手段で、一旦電路が開になった後、第1の基準時間以内に閉になった場合でも、第1の基準時間よりも短い時間に設定された基準復帰時間以内に再度電路が開になった場合には電路の開が継続したと見なして計時を継続して落下判定を行う判定手段を備えた落下判定機構と、加速度センサーと、加速度センサーから出力された信号値がオフトラックを起こす可能性のある第1の基準加速度以上の加速度に相当するか否かによってオフトラック衝撃判定を行うオフトラック衝撃検出装置とからなることを特徴とする磁気ディスク装置保護機構。
IPC (4件):
G11B 21/08 ,  G11B 5/40 ,  G11B 21/10 ,  G11B 21/12
FI (4件):
G11B 21/08 Y ,  G11B 5/40 ,  G11B 21/10 V ,  G11B 21/12 R
Fターム (8件):
5D076AA01 ,  5D076FF03 ,  5D076GG01 ,  5D088MM09 ,  5D096AA02 ,  5D096DD09 ,  5D096KK12 ,  5D096VV03

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