特許
J-GLOBAL ID:200903017255841756
車両用視線方向計測装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-067885
公開番号(公開出願番号):特開平7-248216
出願日: 1994年03月11日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 車両運転者が眼鏡を装着していても、視線方向を的確に計測する。【構成】 HUD表示された視線スイッチエリア26の運転者注視部位が視線停留判断部23で判断され、注視部位に応じてコントローラ切り替え部27を介して各種制御を行なう視線スイッチシステムにおいて、視線方向を求めるため、眼球13を発散照明1、2で照明しカメラ4で撮像した画像データから、網膜反射像抽出部7で網膜反射像を得て瞳孔中心を求める。角膜反射像抽出部8では網膜反射像位置を基に角膜反射像を抽出して、視線方向算出部10で瞳孔中心と角膜反射像とから視線方向を求める。カメラと光軸が一致する発散照明1の光源を、カメラ撮像面上の眼鏡による該光源の反射像の大きさが瞳孔の最小径よりも小さく結像する大きさに設定してある。 これにより、画像面積を比較して網膜反射像を眼鏡反射像から容易に識別分離でき、高精度に視線方向を算出できる。
請求項(抜粋):
車両運転者の眼球部を照明し、空間的に互いに異なる位置に配置された複数の光源と、該複数の光源の1つの光源と光軸を一致させて設けられ、前記車両運転者の眼球部における反射像を撮像して画像データを得る画像撮像手段と、前記画像データより網膜反射像を抽出して瞳孔中心を算出する網膜反射像抽出手段と、網膜反射像の近傍領域を探索することにより角膜反射像を抽出する角膜反射像抽出手段と、角膜反射像及び網膜反射像を基に車両運転者の視線方向を算出する視線方向算出手段とを有し、前記複数の光源のうち少なくとも前記画像撮像手段と光軸を一致させて設けられた光源の大きさが、車両運転者が眼鏡を装着しているときに、前記画像撮像手段の撮像面上における眼鏡による該光源の反射像の大きさが、運転者の瞳孔の最小径よりも小さく結像する大きさに設定されていることを特徴とする車両用視線方向計測装置。
IPC (3件):
G01B 11/26
, G01N 21/17
, G02B 27/00
前のページに戻る