特許
J-GLOBAL ID:200903017257729260

リチウムイオンバッテリーでの使用に適当な複合材料を製造するウェット・オン・ウェット塗布法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江藤 聡明
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-611329
公開番号(公開出願番号):特表2003-530659
出願日: 2000年04月07日
公開日(公表日): 2003年10月14日
要約:
【要約】本発明は、A)少なくとも1層の支持体フィルムAと、及びこれに施される、B)1〜95質量%の固体を含み、且つ伝導性の電気化学活性化合物を含まない少なくとも1層のセパレータ層Bと、を含み、C)少なくとも1層の陰極層C、又はD)少なくとも1層の正極層D、又は少なくとも1層の陰極層C及び少なくとも1層の正極層Dをさらに含む複合材料を製造する方法であって、少なくとも1層のセパレータ層B並びに少なくとも1層の陰極層Cまたは少なくとも1層の正極層D、または少なくとも1層の陰極層Cと少なくとも1層の正極層Dとを、ウェット・オン・ウェット塗布法で相互に接触させることを特徴とする方法に関する。
請求項(抜粋):
(A)少なくとも1層の支持体フィルムAと、これに施される、 (B)以下の(a)及び(b)から構成される混合物II:すなわち、(a)一次粒径が5nm〜20μmの範囲である1〜95質量%の固体III、好ましくは塩基性固体III、及び(b)5〜99質量%の、以下の(b1)と(b2)との重合により得られるポリマー組成物IV: (b1)組成物IVに対して5〜100質量%の、以下の(α)及び(β)の縮合生成物V: (α)カルボン酸またはスルホン酸またはこれらの誘導体またはこれら2種以上の混合物と反応可能な少なくとも1種の化合物VIと、 (β)この化合物VIの1モルあたり、少なくとも1モルの、フリーラジカル重合性官能基を1個以上含有するカルボン酸又はスルホン酸VII、またはこれらの誘導体、またはこれら2種以上の混合物と、の縮合生成物Vと、 (b2)組成物IVに対して0〜95質量%の、主鎖または側鎖にポリエーテルセグメントを含有する平均分子量(数平均)5000以上である別の化合物VIIIと、の重合により得られるポリマー組成物IVと、から構成される混合物IIを含有する混合物Iを、混合物IIの混合物Iに対する質量割合が1〜100質量%で含む少なくとも1層のセパレータ層B、或いは 以下の重合体又は共重合体:塩化ビニル、アクリロニトリル、フッ化ビニリデン、塩化ビニルと塩化ビニリデン、塩化ビニルとアクリロニトリル、塩化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレン、フッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレン、及び フッ化ビニル、テトラフルオロエチレン及びトリフルオロエチレンから選択される構成員、を含み、伝導性の電気化学活性化合物を含まない少なくとも1層のセパレータ層Bと、を含み、 (C)充電の間にリチウムイオンを放出可能な伝導性の電気化学活性化合物を含有する少なくとも1層の陰極層C、または (D)充電の間にリチウムイオンを捕捉可能な伝導性の電気化学化合物を含有する少なくとも1層の正極層Dのいずれかをさらに含むか、または 少なくとも1層の陰極層C及び少なくとも1層の正極層Dの両方をさらに含む複合材料の製造方法であって、 少なくとも1層のセパレータ層B並びに少なくとも1層の陰極層Cまたは少なくとも1層の正極層D、または少なくとも1層の陰極層Cと少なくとも1層の正極層Dとを、ウェット・オン・ウェット塗布法で相互に接触させることを特徴とする方法。
IPC (3件):
H01M 10/40 ,  H01M 2/16 ,  H01M 4/04
FI (3件):
H01M 10/40 B ,  H01M 2/16 P ,  H01M 4/04 A
Fターム (18件):
5H021EE05 ,  5H021EE06 ,  5H021EE10 ,  5H021HH01 ,  5H021HH07 ,  5H029AJ03 ,  5H029AK03 ,  5H029AM16 ,  5H029EJ12 ,  5H029HJ01 ,  5H029HJ02 ,  5H050AA08 ,  5H050BA06 ,  5H050CA07 ,  5H050CB08 ,  5H050CB09 ,  5H050CB12 ,  5H050DA19

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