特許
J-GLOBAL ID:200903017267301307

鉛蓄電池およびその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-111074
公開番号(公開出願番号):特開平5-307951
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 鉛-カルシウム系合金からなる格子体を用いた極板の耳部と鉛-アンチモン系合金からなるコネクタとを接続するストラップ部分の腐食を防止するとともに、このストラップ部分の機械的強度を高く保つことができる鉛蓄電池を提供する。【構成】 鉛-カルシウム系合金からなる格子体を用いた極板の耳部と、鉛-アンチモン系合金からなるコネクタとを接続するストラップを鉛または鉛-錫合金からなる第1層とその上部に形成したカルシウムとアンチモンを含有する鉛合金からなる第2層とによって形成するものである。これによって、硫酸電解液に常に面したストラップ下部の腐食を抑制することができるとともに、ストラップの強度を高く保つことができる。
請求項(抜粋):
鉛-カルシウム(Pb-Ca)系合金製格子体を用いた極板の耳部にストラップを形成して極板群とし、このストラップに鉛-アンチモン(Pb-Sb)系合金製コネクタを溶接した鉛蓄電池であって、前記ストラップとコネクタとの間において、鉛(Pb)または鉛-錫(Pb-Sn)系合金からなる第1層と、その上部にカルシウム(Ca)とアンチモン(Sb)を含有する鉛合金からなる第2層とを形成した鉛蓄電池。

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