特許
J-GLOBAL ID:200903017267312201

電気車制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-004649
公開番号(公開出願番号):特開平6-217407
出願日: 1993年01月14日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【構成】空転・滑走制御時、空転・滑走速度積分器16により、空転・滑走の度合いを検出し、その出力を保持時間制御部17により、再粘着後のすべり周波数又は、主電動機電流指令値の保持時間を制御する。【効果】空転・滑走の状態と、すべり周波数又は主電動機電流指令値の制御の最適化が図られ、目的とする電気車制御装置を提供することができる。
請求項(抜粋):
電気車の誘導電動機の回転数を検出して、主電動機回転周波数信号を出力する回転数検出手段と、主電動機電流検出装置からの電流値と主電動機電流指令値との差を増幅する制御増幅器よりすべり周波数補正値を出力する手段と、このすべり周波数補正値と主電動機制御用のすべり周波数指令値とを演算し、その結果を前記主電動機回転周波数から、インバータ制御周波数を演算するインバータ制御装置と、インバータ制御周波数を入力し、前記主電動機を制御するインバータ装置から成る電気車制御装置において、前記主電動機回転周波数の変化から、車輪の空転・滑走を検出して空転・滑走検出信号を出力する空転・滑走検出手段と、基準となる列車速度と空転・滑走軸の速度との差の値を時間積分する積分器の出力より得る、空転・滑走の度合いの検出手段とを用いて、空転・滑走検出信号により、主電動機の発生トルクを低減させて車輪を再粘着させるために、すべり周波数又は主電動機電流指令値を低下させた後、車輪が安定に再粘着する迄、すべり周波数又は主電動機電流指令値を低下させた値に保持する時間を、検出された空転・滑走の度合いに応じ、可変に制御する事を特徴とする電気車制御装置。

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