特許

J-GLOBAL ID：200903017268048974

スクリューグロメット

発明者： 有坂 洋 ,  赤崎 昭人 ,  安藤 伸二
出願人/特許権者： 株式会社パイオラックス ,  日産車体株式会社
代理人 (1件)： 市橋 俊一郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-281530
公開番号（公開出願番号）：特開平8-121436
出願日： 1994年10月21日
公開日（公表日）： 1996年05月14日
要約：

【要約】【目的】 特に、部品を下側からパネルに固定する場合に適したスクリューグロメットの提供。【構成】 内部に差込孔3を画成した胴部1と、該胴部の上端開口縁に設けられたフランジ部2を備えるスクリューグロメットにおいて、差込孔を画成する胴部の開口寄り内面に仮保持用の係止片6を形成することにより、部品P1をパネルP2の下側に当てがいながら、スクリューSの先端部Saを差込孔内に差し込むか或いは差し込んで若干回転させるだけで、当該先端部のネジ面に仮保持用の係止片が係止して、スクリューが脱落することなく保持されると同時に、部品自体もスクリューの頭部Sb側で保持される。従って、後は、この両者の仮保持状態を積極的に利用して、スクリューを下から上に向かって回転させながら捩じ込んでいけば、部品を下側からパネルに簡単に固定することが可能となる。

請求項（抜粋）：

合成樹脂の一体成形品で、内部にスクリューの差込孔を画成した胴部と、該胴部の上端開口縁に設けられたフランジ部とを備えるスクリューグロメットにおいて、上記差込孔を画成する胴部の開口寄り内面に仮保持用の係止片を一体に形成して、当該係止片でスクリューの先端部を仮保持できるように構成したことを特徴とするスクリューグロメット。