特許
J-GLOBAL ID:200903017269854710
固形筆記体及びそれを用いた固形筆記体セット
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-135109
公開番号(公開出願番号):特開2008-291048
出願日: 2007年05月22日
公開日(公表日): 2008年12月04日
要約:
【課題】 常温域において変色前後の状態を互変的に記憶保持できる筆跡を摩擦によって簡易に熱変色でき、前記筆跡が変色した状態を常温下で保持できる機能を備えた実用性に優れる固形筆記体を提供する。【解決手段】 可逆熱変色性組成物を賦形性ワックスに分散状態に保持、成形してなる固形筆記体であって、前記組成物は色濃度-温度曲線に関して大きなヒステリシス特性を示して第1色相と第2色相間の互変性を呈し、発色開始温度が-30〜0°Cの範囲にあり、完全消色温度が45〜95°Cの範囲にある固形筆記体。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、(ハ)前記(イ)、(ロ)成分による電子授受反応を特定温度域において可逆的に生起させる反応媒体とから少なくともなる可逆熱変色性組成物を賦形性ワックスに分散状態に保持、成形してなる固形筆記体であって、前記組成物は色濃度-温度曲線に関して大きなヒステリシス特性を示して第1色相と第2色相間の互変性を呈し、各相の保持温度域が共に常温域にあり、第1色相状態にあって温度が上昇する過程では、第2の温度T3に達すると、第1色相は変色し始め、第2の温度T3より高い温度T4以上の温度域で完全に第2色相となり、第2色相状態にあって温度が下降する過程では、前記第2の温度T3より低い第1の温度T2に達すると、第2色相は変色し始め、第1の温度T2より低い温度T1以下の温度域で完全に第1色相となり、前記第1の温度T2と第2の温度T3の間の温度域で第1色相或いは第2色相が選択的に保持されるヒステリシス特性を示し、温度T2は-30〜0°Cの範囲にあり、温度T4は45〜95°Cの範囲にある固形筆記体。
IPC (3件):
C09D 13/00
, B43K 19/00
, B43K 19/02
FI (3件):
C09D13/00
, B43K19/00 D
, B43K19/02 K
Fターム (8件):
4J039AB12
, 4J039BC29
, 4J039CA09
, 4J039CA11
, 4J039EA29
, 4J039EA32
, 4J039GA31
, 4J039GA32
引用特許:
出願人引用 (7件)
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特開昭49-62230号公報
-
実開平7-6248号公報
-
消去可能な色鉛筆芯
公報種別:公表公報
出願番号:特願2000-557312
出願人:ビニーアンドスミスインコーポレイティド
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審査官引用 (5件)
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