特許
J-GLOBAL ID:200903017271536211

マイクロコンピュータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-206266
公開番号(公開出願番号):特開平7-056885
出願日: 1993年08月20日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 電源電圧が降下して、あるいはシステムクロックの周波数が高くなって動作限界に近づいた場合にそれを検知することにより、複数の回路定数を有するセンスアンプ回路を電源電圧に応じた最適な動作範囲を確保出来るように切り替え、あるいはシステムクロックの周波数を切り替えることが出来るマイクロコンピュータの提供を目的とする。【構成】 電源電圧Vcc に対する正常動作範囲をROM 20のセンスアンプ回路13のそれに比して狭く設定したモニタセンスアンプ回路113 を有するモニタROM100を備え、ROM 20のセンスアンプ回路13をモニタROM100から与えられる信号に応じて回路特性を変化させて複数の電源電圧に対して最適な動作範囲を確保するように複数のセンスアンプ回路部分とその切り替え回路部分とを有するように構成してある。
請求項(抜粋):
動作の基準となるクロックを発生するクロック発生回路を有する中央演算処理装置と、複数のワード線が接続されており前記中央演算処理装置からアドレス信号が与えられた場合に1本のワード線を選択するアドレスデコード回路と、複数のビット線が接続されており前記中央演算処理装置からアドレス信号が与えられた場合に少なくとも1本のビット線を選択するセレクタ回路と、前記複数のワード線と複数のビット線との交点にそれぞれメモリトランジスタが接続されたメモリトランジスタ群と、前記アドレスデコード回路により選択されたワード線と前記セレクタ回路により選択されたビット線との交点に接続されたメモリトランジスタから前記クロックに同期して読み出した信号に基づいて”1”または”0”のデータ信号を出力するセンスアンプ回路とを有するメモリとを備えたマイクロコンピュータにおいて、前記メモリトランジスタと実質的に等しい特性を有し、所定の信号を期待値として予め記憶しているモニタ用メモリトランジスタと、前記メモリ用トランジスタを前記アドレス信号とは無関係に常時指定するモニタ用セレクタ回路と、電源電圧に対する正常動作範囲が前記センスアンプ回路のそれよりも狭く設定されており、前記セレクタ回路により常時選択されている前記モニタ用メモリトランジスタから前記クロックに同期して読み出した信号に基づいて”1”または”0”のデータ信号を出力するモニタ用センスアンプ回路と、前記モニタ用センスアンプ回路により出力されたデータ信号の前記期待値に対する真偽を判定する判定回路とを有するモニタメモリを備え、前記センスアンプ回路は、それぞれが異なる電源電圧に最適な特性を有する複数のセンスアンプ回路部分と、前記複数のセンスアンプ回路部分のいずれかを動作させる切り替え回路部分とで構成されており、前記モニタ用センスアンプ回路は、前記中央演算処理装置が前記メモリトランジスタ群からデータを読み出すクロックの周期に対して同一あるいは少なくとも一つ前の周期において前記モニタ用メモリトランジスタから信号を読み出し、前記判定回路は、前記モニタ用センスアンプ回路から出力されたデータ信号の判定結果が偽である場合に前記センスアンプ回路の切り替え回路部分を制御することにより、動作中の前記センスアンプ回路部分を最適な特性を有する他のセンスアンプ回路部分に切り替えるべくなしてあることを特徴とするマイクロコンピュータ。
IPC (5件):
G06F 15/78 510 ,  G06F 1/30 ,  G06F 1/04 301 ,  G06F 11/30 ,  G06F 12/16 340

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