特許

J-GLOBAL ID：200903017277343806

ワンウェイクラッチ複合軸受

発明者： 栗田 昌弘 ,  市川 健一
出願人/特許権者： エヌティエヌ株式会社
代理人 (1件)： 鎌田 文二 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-201820
公開番号（公開出願番号）：特開平7-317808
出願日： 1994年08月26日
公開日（公表日）： 1995年12月08日
要約：

【要約】【目的】 ワンウェイクラッチを精度よく作動させることができる幅寸法の小さなワンウェイクラッチ複合軸受を提供する。【構成】 共通の内輪2の外側に軸受外輪3と、クラッチ外輪4と滑り軸受5とを組込む。軸受外輪3の内径面にボール案内用の軌道溝6aを軸受幅の中央からクラッチ外輪4側に片寄せて形成してワンウェイクラッチ複合軸受の幅寸法を小さくする。クラッチ外輪4と共通内輪2間に組込まれた保持器10に、クラッチ外輪4と滑り軸受5とで挟持されるフランジ14を設けて、保持器10の軸方向のずれを防止する。軸受外輪3から成る玉軸受と滑り軸受5でラジアル荷重を支持し、クラッチ外輪4に大きなラジアル荷重や偏荷重が作用するのを防止して、ワンウェイクラッチを精度よく作動させる。

請求項（抜粋）：

共通の内輪と、その内輪とで玉軸受を形成する軸受外輪と、内輪とでワンウェイクラッチを形成するクラッチ外輪と、内輪に対して相対的に回転自在に設けられた滑り軸受とから成り、前記軸受外輪の内径面にボール案内用の軌道溝を形成し、内輪の外径面には上記軌道溝に対向して軌道溝を設け、前記クラッチ外輪と共通内輪との間に組込まれてクラッチローラを保持する保持器にはクラッチ外輪と滑り軸受とで挟持されるフランジを設けたワンウェイクラッチ複合軸受。