特許
J-GLOBAL ID:200903017281892946

緊急呼優先接続方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-236728
公開番号(公開出願番号):特開平5-075536
出願日: 1991年09月18日
公開日(公表日): 1993年03月26日
要約:
【要約】【目的】 移動体通信システムで使用する緊急呼優先接続方式に関し、一般クラスの移動体端末からの緊急呼の場合、通信網が輻輳時でも、発信処理が行われる様にすることを目的とする。【構成】 無線基地局が通信網輻輳で規制情報を送出した時、自移動体端末が一般クラスであれば、発信処理を停止する移動体通信システムにおいて、一般クラスの移動体端末に、必要な各部の動作を制御する制御手段2と予め設定された緊急呼番号及び受信した規制情報を格納するメモリ手段3とを設け、該制御手段は、一般クラスの移動体端末からのダイヤル番号を検出し、該メモリ手段から緊急呼番号と規制情報とを読み出した後、該検出したダイヤル番号と該緊急呼番号を照合して一致した場合、規制情報を受信していても、該緊急呼番号と一致したダイヤル番号に対して発信処理を行うように構成する。
請求項(抜粋):
一般クラス、または優先クラスの何れかのクラスが指定された移動体端末と、無線回線で接続された該移動体端末との間で、各種信号の送受信を行う無線基地局とを有し、該無線基地局は自無線ゾーン内の通信が輻輳状態の時、自無線ゾーン内の移動体端末に対して規制情報を送出し、該移動体端末は規制情報を受信した際、自端末が優先クラスであれば、自端末からの発信に対しては規制をせずに発信処理を行うが、自端末が一般クラスであれば、発信処理を停止する移動体通信システムにおいて、一般クラスの移動体端末に、必要な各部の動作を制御する制御手段(2) と、予め設定された緊急呼番号および受信した規制情報を格納するメモリ手段(3) を設け、該制御手段は、一般クラスの移動体端末のユーザがダイヤルしたダイヤル番号を検出した時、該メモリ手段から緊急呼番号と規制情報とを読み出した後、検出したダイヤル番号と該緊急呼番号とを照合し、該検出したダイヤル番号が該緊急呼番号と一致した場合、規制情報を受信していても、該緊急呼番号と一致したダイヤル番号に対しては優先的に発信処理を行う様にしたことを特徴とする緊急呼優先接続方式。

前のページに戻る