特許
J-GLOBAL ID:200903017282499148

ガスタービン異常監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-136959
公開番号(公開出願番号):特開平11-324725
出願日: 1998年05月19日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】ガスタービンの燃焼振動現象の異常事態を比較的初期の徴候段階から正確に把握し、より健全性を重視した監視を実施する。【解決手段】ガスタービン異常監視装置10は、ガスタービンTGの燃焼器CDに設置された圧力変動センサ1からの検出信号S10をデジタルデータS11に変換して受けるA/D変換装置11と、そのデジタルデータS11をその周波数成分に分解して解析する周波数解析装置12と、ガスタービン発電機出力及びその燃料供給量で規定されるパラメータに基づいて監視対象の周波数成分に関する基準データS13を可変設定する判定条件設定部13と、その基準データS13に基づいて周波数成分の解析データS12から燃焼振動現象に起因する周波数成分を抽出し、その周波数成分の振幅値と監視対象の周波数成分に関するデータの正常時の振幅値との比較によりガスタービンの燃焼振動状態を判定する判定処理部14と、この判定結果に関するデータS14を表示する結果表示部15とを備える。
請求項(抜粋):
ガスタービンの燃焼振動現象を監視するデータとして、そのガスタービンに設置されたセンサからの検出信号を受ける信号入力手段と、この信号入力手段により入力された検出信号をその周波数成分に分解して解析する周波数解析手段と、前記ガスタービンの発電機出力及びその燃料供給量で規定されるパラメータに基づいて前記検出信号における監視対象の周波数成分に関するデータを可変設定するデータ設定手段と、このデータ設定手段による周波数成分に関するデータに基づいて前記検出信号の周波数成分から前記燃焼振動現象に起因する周波数成分を抽出し且つその周波数成分の振幅値と前記監視対象の周波数成分に関するデータの正常時の振幅値との比較により前記ガスタービンの燃焼振動状態を判定する判定処理手段と、この判定処理手段による判定結果に関するデータを出力する出力手段とを備えたことを特徴とするガスタービン異常監視装置。

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