特許
J-GLOBAL ID:200903017295531180

水分散型アクリル系感圧接着剤組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-191810
公開番号(公開出願番号):特開平7-026229
出願日: 1993年07月07日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】感圧接着テープ、フィルム、シートその他感圧接着製品における接着剤層の形成に有用な水分散型アクリル系感圧接着剤組成物であって、優れた接着力、タック、並びに優れた凝集力と共に、卓越した耐水性をバランスよく兼備した水分散型アクリル系感圧接着剤組成物の提供。【構成】珪素含有単量体を特定量共重合してなるアクリル系共重合体であって、特定ガラス転移点及び特定ゲル含量を有するアクリル系共重合体の水性分散液を含有してなり、その平均粒子径が特定値以下である水分散型アクリル系感圧接着剤組成物。【効果】本発明の水分散型感圧接着剤組成物を用いて作成した感圧接着シートは、従来の水性感圧接着剤を用いては達成しえなかった、優れた接着力、タック及び優れた凝集力とともに、卓越した耐水性をバランスよく兼ね備えたものである。
請求項(抜粋):
下記(a)〜(e)〔但し、(a)〜(e)の合計を100重量%とする〕、(a) 下記一般式(1)で表され、その単独重合体のガラス転移点が-20°C以下であるアクリル酸エステル 40〜99.8重量%、CH2=CH-COOR1 ・・・・・・(1)〔式中、R1は炭素数2〜12の直鎖もしくは分枝アルキル基を示す〕(b) 下記一般式(2)で表される珪素含有単量体 0.001〜0.1重量%、【化1】〔式中、R2は水素もしくはメチル基;Xは単結合、炭素数1〜12の直鎖もしくは分枝アルキレン基、COOZ1またはCONHZ2であり、Z1およびZ2はそれぞれ独立して炭素数2〜6の直鎖もしくは分枝アルキレン基;R3は炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝アルキル基;Yは同一でも相異なっていてもよく、ハロゲン、OR4またはOZ3OR5であり、R4は水素、炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝アルキル基または炭素数1〜6のアシル基、Z3は炭素数2〜6の直鎖もしくは分枝アルキレン基、R5は水素または水素原子の1部が水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝アルキル基;nは0〜2の整数;を示す〕(c) 炭素数3〜5のα,β-不飽和モノ-またはジ-カルボン酸0〜5重量%、(d) 分子内に1個のラジカル重合性不飽和基の他に少なくとも1個の官能基を有する単量体であって、上記単量体(b)及び(c)以外の単量体0〜5重量%、及び、(e) 上記単量体(a)〜(d)と共重合可能な、該単量体(a)〜(d)以外の共単量体0〜60重量%、を共重合してなるアクリル系共重合体の水性分散液を含有してなり、該アクリル系共重合体のガラス転移点が-20°C以下で、且つ、ゲル含量が40重量%以上であり、該水性分散液中に分散するアクリル系共重合体の平均粒子径が0.3μm以下であることを特徴とする水分散型アクリル系感圧接着剤組成物。
IPC (2件):
C09J133/08 JDE ,  C09J143/04 JDF
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-129374
  • 特公昭51-028301

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