特許
J-GLOBAL ID:200903017296306970
ジアミノトルエンの製造時に発生した反応混合物から高沸点物質を分離する方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川原田 一穂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-061721
公開番号(公開出願番号):特開平9-241223
出願日: 1997年03月03日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 ジニトロ化芳香族化合物を水素化することによりジアミノトルエンを製造する時に生じたアミン混合物を、所望のアミン生成物から高沸点物質を分離するために処理する方法を提供する。【解決手段】 最初にジアミノトルエン異性体混合物(TDA混合物)から反応水及び溶媒を除去し、次いでTDA異性体蒸留塔を用いて低沸点TDA異性体を分離する。本発明の方法では、最初の蒸留後に残る塔底相はm-TDAと高沸点物質との混合物からなる。この塔底相を分離し、高沸点物質含量が約25〜60重量%になるまで濃縮する。次いで、この濃縮塔底相を1:1〜1:5の比率でo-TDAと混合し、m-/o-TDA混合物を蒸留によって除去する。このようにして回収したm-/o-TDA混合物は次いでTDA異性体蒸留塔に戻す。
請求項(抜粋):
ジニトロ化芳香族化合物の水素化で発生したアミン混合物からトルエンジアミンの低沸点異性体を分離する方法であって、a)アミン混合物中に存在する反応水及び溶媒を完全に除去し、b)ステップa)で処理した混合物を蒸留塔に導入し、c)メタトルエンジアミンと高沸点物質とを含む塔底相からトルエンジアミンの純粋低沸点メタ及びオルト異性体を分離し、d)ステップc)で得られた塔底相を高沸点物質濃度が約25〜約60重量%になるまで濃縮し、e)ステップd)の濃縮塔底相とオルトトルエンジアミンとを、濃縮塔底相:オルトトルエンジアミンの比が約1:1〜約1:5となるような量で混合し、f)ステップe)の混合物を蒸留にかけてメタ-及びオルト-トルエンジアミン混合物を除去し、g)ステップf)で除去したメタ-及びオルト-トルエンジアミン混合物をステップb)で使用した蒸留塔に導入することからなる前記方法。
IPC (3件):
C07C211/50
, B01D 3/14
, C07C209/86
FI (3件):
C07C211/50
, B01D 3/14 A
, C07C209/86
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