特許
J-GLOBAL ID:200903017298637567

基板用コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-023621
公開番号(公開出願番号):特開平11-224715
出願日: 1998年02月04日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 筒状保持部の強度を確保すると共に、相手側コネクタとの嵌合時におけるランスの破損防止を図る。【解決手段】 端子金具20が筒状嵌合部11内の正規位置に挿入されると、筒状嵌合部11の内面の係止凹部18に端子金具20の外面のランス33が係合し、端子金具20が抜止め保持される。係止凹部18の形成に際しては、筒状嵌合部11の内面のうちランス33の先端が係合するのに必要な僅かな部分を凹ませるだけで済むので、筒状嵌合部11の強度低下を招く虞はない。また、ランス33は筒状嵌合部11の外面側へ突出しないので、相手側コネクタを筒状嵌合部11に外嵌したときにランス33が破損する虞がない。
請求項(抜粋):
ハウジングに端子金具を装着した状態で回路基板に取り付けられる基板用コネクタであって、前記ハウジングには、前方からの相手側コネクタの外嵌を可能とされた筒状嵌合部が形成され、前記端子金具には、前記筒状嵌合部の内面に沿って後方から挿入されるとともに相手側端子金具との接続を可能とされた筒状接続部が形成され、前記ハウジングと前記端子金具には、前記筒状嵌合部から前記筒状接続部の抜けを規制する抜止め手段が形成されている基板用コネクタにおいて、前記抜止め手段が、前記筒状嵌合部の内面に形成した係止凹部と、前記筒状接続部の一部を外側へ斜め後方に切り起こすことにより形成されて切り起こし先端と前記係止凹部との係合を可能とされた撓み可能なランスとから構成されていることを特徴とする基板用コネクタ。

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