特許
J-GLOBAL ID:200903017301845923

ダイヤフラム式温圧弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新関 和郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-310124
公開番号(公開出願番号):特開平10-141529
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 温度センサが、温度上昇を感知して弁体を開弁させるときの力を小さくして、温度センサにかける荷重を、低荷重のバネで受けるようにして、耐用年数を落すことなく高精度のダイヤフラム式温圧弁が安価に製作し得るようにする。【解決手段】 ボディ1内に設けた弁口aの内周側に、環状に形成した弁座bを上下に摺動自在に配設して、バネ72により上昇側に付勢するとともに、それの上昇作動を所定位置に規制するストッパー73を設け、その弁座bをボディ1に対し上下に可動に設けた温度センサ3の胴部30に、一体的または上方の動きを規制して支持せしめ、弁口aのまわりには、前記弁体Vの下降作動を所定位置において規制する弁支持部材cをボディ1に固定して設けて、圧力上昇時には弁体Vが上方に動いて開弁し、温度上昇時には弁座bが下方に動いて開弁するようにする。
請求項(抜粋):
ボディ1の上面側に感圧室10とそれの上方を塞ぐダイヤフラム2とを設け、そのダイヤフラム2の下面側の中心部位に弁体Vを設け、ボディ1の一側に排出口11を設け、それの内端側の上壁110の前記弁体Vと対向する部位に弁口aを開設し、その弁口aの内周側には、環状に形成した弁座bを上下に摺動自在に配設して、バネ72により上昇側に付勢するとともに、それの上昇作動を所定位置に規制するストッパー73を設け、その弁座bをボディ1に対し上下に可動に設けた温度センサ3の胴部30に、一体的または上方の動きを規制して支持せしめ、それの胴部30の上端から突出する作動ロッド31を前記弁体Vの下面に臨ませ、弁口aのまわりには、前記弁体Vの下降作動を所定位置において規制する弁支持部材cをボディ1に固定して設け、ボディ1の底部に接続口12を設け、流路13を介し感圧室10に連通させて、圧力上昇時には弁体Vが上方に動いて開弁し、温度上昇時には弁座bが下方に動いて開弁するようにしたことを特徴とするダイヤフラム式温圧弁。
IPC (3件):
F16K 17/04 ,  F16K 31/126 ,  F16K 31/70
FI (3件):
F16K 17/04 H ,  F16K 31/126 B ,  F16K 31/70 C

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