特許
J-GLOBAL ID:200903017304656609

ナノ秒時間ゲート分光診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-075359
公開番号(公開出願番号):特開平11-271226
出願日: 1998年03月24日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 レーザアブレーション(レーザ蒸散)によって生体組織表面から蒸散される発光プルームの分光スペクトルをもとに生体組織の成分を分析し、生体の病変・異常を診断する。【解決手段】 光源1とレンズ12間に配置されるシャッター11と、前記発光プルーム14を検出する多チャンネル型分光器16と、レーザパルスの一部を検出する光検出器5と、ゲートトリガーパルスの遅延時間を測定するためのオシロスコープ6と、パルス発生器(PG)8と、ゲート制御器7と、CCDカメラ9と、このCCDカメラ9の一フレームの分光画像データを時系列アナログ信号として取込み、このアナログ信号をデジタル信号に変換してコンピュータ10に送り込むフレーム画像データ蓄積器10Aを含む。
請求項(抜粋):
光源からのレーザパルスを生体組織に集光・照射し、レーザアブレーションによって該生体組織表面から発生する発光プルームをナノ秒の時間ゲートで分光し、この分光スペクトルをもとに前記生体組織の成分を分析し生体の病変・異常を診断するナノ秒時間ゲート分光診断装置であって、(a)光源と生体組織に対向するレンズ間に配置されるシャッターと、(b)前記発光プルームを検出する多チャンネル型分光器と、(c)前記光源からレーザパルスの一部を検出する光検出器と、(d)該光検出器からの出力をモニターして高速ゲートイメージインテンシファイアーのゲートトリガーパルスの遅延時間を測定するためのオシロスコープと、(e)レーザパルスに同期して二つの出力パルスの遅延時間を独立かつ任意に設定できるパルス発生器と、(f)該パルス発生器およびオシロスコープに接続されるゲート制御器と、(g)該ゲート制御器によってゲートがナノ秒オーダーの時間間隔で開放され前記多チャンネル型分光器の出力光を増強・撮像する前記高速ゲートイメージインテンシファイアーと、(h)該高速ゲートイメージインテンシファイアーの出力像を捕らえるCCDカメラと、(i)該CCDカメラの一フレームの分光画像データを時系列アナログ信号として取込み、アナログ信号をデジタル信号に変換してコンピュータに送り込むフレーム画像データ蓄積器を含むデータ処理装置とを具備することを特徴とするナノ秒時間ゲート分光診断装置。
IPC (4件):
G01N 21/63 ,  A61B 5/00 ,  A61B 10/00 ,  G01N 33/483
FI (4件):
G01N 21/63 A ,  A61B 5/00 A ,  A61B 10/00 E ,  G01N 33/483 C
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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