特許

J-GLOBAL ID：200903017306774293

自転車用クランク素材の成形方法

発明者： 岩田 健二 ,  関口 常久
出願人/特許権者： 昭和電工株式会社 ,  株式会社日本製鋼所
代理人 (1件)： 志賀 正武 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-134966
公開番号（公開出願番号）：特開平6-344072
出願日： 1993年06月04日
公開日（公表日）： 1994年12月20日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 本発明は、比較的複雑な形状の自転車用クランク製品を鍛造成形する際の予備成形品であるクランク素材を、簡単かつ安価で形成でき、しかも最終的に高強度な製品を実現することのできる成形方法の提供を目的とする。【構成】 本発明は、基部とこの基部から突出形成された1つ以上のアーム部が一体化され、前記基部とアーム部がそれぞれ異なる面に沿って形成されてなる自転車用クランク部品を鍛造成形する際に、自転車用クランク製品と近似形状のキャビティ6とを具備する金型装置kを用い、前記キャビティとして、主空間と延出空間6bとを具備してなり、主空間と延出空間の境界部分に狭窄部6dを設けたものを用い、前記棒状素材を前記通孔内に挿入し、この棒状素材をポンチ7で圧縮することにより変形させて前記通孔から前記主空間と前記狭窄部とを介して延出空間に流動延出させるものである。

請求項（抜粋）：

基部とこの基部から突出形成された1つ以上のアーム部が一体化され、前記基部とアーム部がそれぞれ異なる面に沿って形成されてなる自転車用クランク部品を鍛造成形する際に、鍛造成形用の棒状素材を一対の金型間に形成されるキャビティで予め所定の形状に予備成形してクランク部品用のクランク素材を成形する方法であって、前記棒状素材を投入するための通孔を備えた一方の金型と、この一方の金型に対向配置されて前記通孔に連通される通孔とこの通孔よりも大きな素材接触面を有する対向マンドレルを備えた他方の金型と、前記一方の金型と他方の金型との間に複数の面に沿って広がり最終製品となるクランク部品と近似形状のキャビティとを具備する金型装置を用い、前記キャビティとして、主空間と延出空間とを具備してなり、主空間と延出空間の境界部分に狭窄部を設けたものを用い、前記棒状素材を前記通孔内に挿入し、この棒状素材をポンチで圧縮することにより変形させて前記通孔から前記主空間と前記狭窄部とを介して延出空間に流動延出させることを特徴とする自転車用クランク素材の成形方法。

IPC (4件)：

B21K 1/08 ,  B21J 5/00 ,  B21K 1/12 ,  B62M 3/00