特許
J-GLOBAL ID:200903017308790148

ブレーキ液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-178847
公開番号(公開出願番号):特開平7-032997
出願日: 1993年07月20日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】 簡素な制御則でブレーキング直後や路面摩擦係数変化時の急激な車輪速変化にも対応できる制御とする。【構成】 装置は車輪速Vwを目標車輪速Vw* となるようブレーキ液圧を制御する。ブレーキ液圧の目標値算出では、車輪速と目標車輪速の偏差εを用い、その偏差微分値(d/dt)εに或るゲインを乗じた値を一要素とし、そのゲインを偏差微分値が大きくなるにしたがい大きな値とする非線型ゲインとする。通常のブレーキング状態では小さいゲインを用い制御系の安定性を確保し、ブレーキング直後や路面摩擦係数の大きな変化時は大きなゲインを用い急激な車輪速変化に対応できる制御とすることができる。ファジイ制御の場合のような高価なコントローラは必要でなく、制御則を簡素化しても急激な車輪速変化にも対応できるブレーキ液圧制御が行える。
請求項(抜粋):
車輪制動時の車輪速を目標車輪速となるように、アクチュエータによりブレーキ液圧を制御する制御装置であって、ブレーキ液圧の制御目標値の算出をする際、車輪速と目標車輪速の偏差を用い、その偏差の微分値に或るゲインを乗じた値を一要素とし、かつそのゲインは前記偏差微分値が大きくなるにしたがい、大きな値とする非線型である制御量演算部を有することを特徴とするブレーキ液圧制御装置。

前のページに戻る