特許
J-GLOBAL ID:200903017309426288

射撃目標選定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-038325
公開番号(公開出願番号):特開2000-234897
出願日: 1999年02月17日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 従来の直接照準火器の射撃選定は、自己の火器の操作手が、撮像装置等のセンサで敵を発見し、最も脅威の高いと思われる敵を直観的に射撃目標として選定していた。時間の余裕がある場合、自火器の位置及び発見した敵目標の位置情報等を音声通信によりチーム内で交換するが、曖昧な情報を基に至短時間で射撃目標を選定するため、正確かつ迅速な射撃目標の選定が極めて困難であった。【解決手段】 この発明は、時々刻々と変化する火器状態情報と目標状態情報と射撃情報を把握管理し、命中確率算出手段と脅威度算出手段と射撃目標選定手段を備えることにより、個々の火器が分散的に適切な射撃目標を選定する。
請求項(抜粋):
我部隊の各火器にそれぞれ設けられ、射撃目標を選定する射撃目標選定装置において、自火器及び我部隊の各火器から伝送される各火器の位置及び識別子を含む火器状態情報を逐次入力記憶し、記憶した火器状態情報を更新毎に逐次出力する火器状態情報記憶手段と、自火器及び我部隊の各火器から伝送される目標の位置及び識別子を含む目標状態情報を逐次入力記憶し、記憶した目標状態情報を更新毎に逐次出力する目標状態情報記憶手段と、自火器及び我部隊の各火器から伝送される射撃行程情報及び命中判定情報を含む射撃情報を逐次入力記憶し、記憶した射撃情報を更新毎に逐次出力する射撃情報記憶手段と、我部隊の保有している火砲と弾薬の種類に応じた射撃諸元と我火器の正面サイズ等の火器の固有の特性を含むデータを格納している我データ記憶手段と、対象とする目標の火砲と弾薬の種類に応じた射撃諸元と目標の正面サイズ等の火器の固有の特性を含むデータを格納している目標データ記憶手段と、我部隊各火器と各目標との相対距離に応じて我部隊各火器から各々の目標への第1の命中確率と各々の目標から我部隊各火器への第2の命中確率を計算する命中確率算出手段と、命中確率算出手段からの第2の命中確率に基づいて目標の脅威度を算出する脅威度算出手段と、射撃情報記憶手段から得られる我部隊火器の射撃情報と命中確率算出手段からの第1の命中確率から目標の残存確率を求め、この残存確率と脅威度とから射撃目標を選定する射撃目標選定手段とを備えたことを特徴とした射撃目標選定装置。
IPC (3件):
F41G 3/22 ,  F41G 5/24 ,  F41H 13/00
FI (3件):
F41G 3/22 ,  F41G 5/24 ,  F41H 13/00
Fターム (4件):
2C014BA01 ,  2C014BA02 ,  2C014BB02 ,  2C014BB04

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