特許
J-GLOBAL ID:200903017317790495

肝モデル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-513179
公開番号(公開出願番号):特表平8-503610
出願日: 1993年11月12日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】機能性毛細胆管網を有する一次肝細胞培養物を用いて、肝毒性もしくは胆汁分泌停止能、肝性抽出能、胆汁中への肝性放出、代謝物質の産生、または肝細胞代謝を変性させる能力に関して化合物をスクリーニングする方法が開示されている。
請求項(抜粋):
機能性毛細胆管網を有する一次肝細胞培養物を用いて、肝毒性もしくは胆汁分泌停止能に関して化合物をスクリーニングする方法であって、(a)コラゲナーゼ潅流によって肝細胞を単離し、(b)単離した細胞を肝細胞培養培地によって洗浄し、肝細胞培養培地と約90%の等張パーコール溶液との約50:50の混合物中に細胞を懸濁させ、約350×重力で約5分間遠心し、(c)肝細胞培養培地1mlあたり約1〜2×106細胞の細胞濃度に調整し、コラーゲンをプレコートした培養皿に約6mlの細胞懸濁液を導入し、(d)細胞を収容した皿を約37°C、約95%相対湿度及び約5%CO2の雰囲気中でインキュベートし、(e)未付着細胞を完全に除去するために約2時間後に肝細胞培養培地を交換及び補充し、(f)細胞が拡散し細胞間接触が成立した後に、肝細胞を収容した皿を1mlの低温中和コラーゲン溶液で被覆し、添加した中和コラーゲンをゲル化させるべく段階(d)の条件で再度インキュベートし、(g)更に約5mlの肝細胞培養培地を肝細胞に追加し、(h)光学顕微鏡で細管網の発達が観察されるまで段階(d)の条件でインキュベートし、(i)肝細胞培養物に適合性の溶媒中に約1fMから約50mMの化合物を含有する溶液を約1μlから約5mlの量で肝細胞培養物に添加し、段階(d)の条件で約5分間から約96時間インキュベートし、(j)細管網、細胞極性または細胞骨格構造の総体的な形態変化または構造変化を評価する段階から成ることを特徴とする方法。
IPC (3件):
C12Q 1/18 ,  C12N 5/06 ,  C12Q 1/02

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