特許
J-GLOBAL ID:200903017320110365

合成樹脂製ハウジング成形用金型装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-071044
公開番号(公開出願番号):特開平10-264211
出願日: 1997年03月25日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】金属製円筒状のカラーが一体にモールド結合されるフランジ部を有して合成樹脂から成るハウジングを成形するための金型装置において、ハウジングを合成樹脂製とするにあたって、フランジ部の締結面をカラーの基準面とし得るようにする。【解決手段】昇降可能な可動型52上で摺動可能な摺動型53に、係合面形成部53aが設けられるとともに、上方に向けて弾発付勢される押しピン56が昇降可能に保持され、摺動型53の型締め時に前記押しピン56が固定型51で下方に押されることにより、可動型52上に位置決め載置された前記カラー49が可動型52との押しピン56との間に挟まれる。
請求項(抜粋):
略円筒状に形成されるハウジング主部(18a)と、該ハウジング主部(18a)の軸方向一端側に臨む係合面(44)ならびに前記軸方向他端側に臨む締結面(45)を両面に有して前記ハウジング主部(18a)の軸方向他端側に一体に設けられるフランジ部(18b)とを有して合成樹脂により形成されるとともに、前記締結面(45)を支持体(23)に締結せしめる複数のボルト(48)をそれぞれ挿通させる金属製円筒状のカラー(49)が前記ハウジング主部(18a)の周方向に間隔をあけた複数箇所で前記フランジ部(18b)にそれぞれ一体にモールド結合されるハウジング(18)を成形するために、前記ハウジング(18)の軸方向一端側を形成するための固定型(51)と、前記締結面(45)を含むハウジング(18)の他端側を形成すべく前記固定型(51)の下方で昇降可能な可動型(52)と、前記ハウジング(18)の外側面および前記係合面(44)を形成すべく可動型(52)に摺動可能に支持される複数の摺動型(53)とを備え、型締め状態に在る前記固定型(51)、可動型(52)および各摺動型(53)で少なくともハウジング(18)の外面形状に対応したキャビティ(54)が形成される合成樹脂製ハウジング成形用金型装置であって、前記摺動型(53)には、前記係合面(44)を形成すべく可動型(52)側に臨む係合面形成部(53a)が設けられるとともに、該係合面形成部(53a)に下端を開口せしめるとともに上端を摺動型(53)の上端に開口させた摺動孔(55)が上下に延びて設けられ、可動型(52)上に位置決め載置された前記カラー(49)を該可動型(52)との間で軸方向両側から挟むことが可能な押しピン(56)が前記摺動孔(55)に摺動可能に保持され、該押しピン(56)および摺動型(53)間には、可動型(52)の型締め時に前記固定型(51)で前記押しピン(56)が下方に押されることを可能とすべく該押しピン(56)を上方に向けて付勢する弾発手段(57)が設けられることを特徴とする合成樹脂製ハウジング成形用金型装置。
IPC (3件):
B29C 45/26 ,  B29C 45/14 ,  G01L 3/10
FI (3件):
B29C 45/26 ,  B29C 45/14 ,  G01L 3/10 F

前のページに戻る