特許
J-GLOBAL ID:200903017320636847

α-フェニルアクリル酸誘導体およびこれを使用する有害虫類、真菌類の防除方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-111088
公開番号(公開出願番号):特開平5-213815
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 有害真菌類、虫類の防除に適するフェニルアクリル酸誘導体およびその製造方法の提供。【構成】 式(I)(式中、n=0〜4;y=0,1;R1はH、(ハロ)C1-15アルキル、ビニル等;R2はCN,C2-4アルケニル等;R3はH,NO2,CN、ハロ、C1-4アルキル等;R4はH,CHO、(置換)アルキル等;Wは直接結合、O,S,NH等を表す)で表わされる、新規のα-フェニルアクリル酸誘導体、およびその化合物の有効量を使用して有害真菌類、虫類を防除する方法。
請求項(抜粋):
以下の一般式(I)【化1】で表わされ、nが0、1、2、3あるいは4を意味し、これが2、3あるいは4を意味する場合、複数個のR3 は互いに異なってていもよく、yが0あるいは1を意味し、R1 が水素、1から5個のハロゲン原子を持っていてもよいC1 -C15アルキル、C3 -C15アルケニル、C3 -C8 アルキニルあるいはC3 -C8 シクロアルキルを意味し、さらにWが直接結合を意味する場合にはビニルもしくはエチニルを意味し、R2 がシアノ、C2 -C4 アルケニル、C2 -C4 アルキニル、あるいは環が炭素原子のほかに1個もしくは2個のヘテロ原子、窒素、酸素あるいは硫黄を持っていてもよいが、酸素および/あるいは硫黄の場合隣接し得ず、またさらに1個から3個のハロゲン、C1 -C4 アルキルを追加的に持っていてもよいC3 -C6 シクロアルキル、非置換の、あるいは部分的もしくは全体的にハロゲン化されていてもよいC1 -C4 アルキル、あるいはC1 -C4 アルコキシ、C1 -C4 アルキルチオ、3員から6員の環基を持っており、この環が炭素原子のほかに1個もしくは2個のヘテロ原子、窒素、酸素あるいは硫黄を持っていてもよいが、酸素および/あるいは硫黄の場合隣接し得ず、またさらに1個から3個のハロゲン、C1 -C4 アルキルを持っていてもよいC1 -C2 アルキルを意味し、R3 が水素、ニトロ、シアノ、ハロゲン、C1 -C4 アルキル、C1 -C4 アルコキシ、部分的もしくは全体的にハロゲン化されたC1 -C4 アルキル、部分的もしくは全体的にハロゲン化されたC1 -C4 アルコキシ、C1 -C4 アルキルチオを意味し、あるいはnが2、3あるいは4を意味する場合、2個の隣接置換基R3 が合体して、1から4個のハロゲン原子および/あるいは1個もしくは2個のニトロ、シアノ、C1 -C4 アルキル、C1 -C4 アルコキシ、部分的もしくは全体的にハロゲン化されたC1 -C4 アルキル、部分的もしくは全体的にハロゲン化されたC1 -C4 アルコキシ、あるいはC1 -C4 アルキルチオを持っていてもよい1,3-ブタジエン-1,4-ジイルを意味し、R4 が水素、CHO、場合により置換されていてもよいアルキル、場合により置換されているアルケニル、場合により置換されているアルキニル、炭素原子のほかに1から3個のヘテロ原子、酸素、硫黄あるいは窒素を環員として持っていてもよい、場合により置換されている1個の飽和環あるいは1個もしくは2個の不飽和環、R′3 P-、R′2 P(=O)-、あるいはR′′2 P(=O)-(R′はフェニル、R′′はC1 -C4 アルコキシである)、あるいはまた炭素原子のほかに1から4個の窒素原子、あるいは2個の窒素原子と1個の酸素もしくは硫黄原子から成る群から選ばれる1から3個のヘテロ原子を持っていてもよい、場合により置換されている1から3環の芳香族基を意味し、Wが直接結合、酸素原子、硫黄原子を、あるいは水素原子、C1 -C4 アルキルもしくはC1 -C4 アルコキシを持っていてもよい窒素原子を意味し、Aが-O-、-C(=O)-、-O-C(=O)-、-C(=O)-O-、-S-、-S(=O)-、-O-S(=O)-、-S(=O)-O-、-S(=O)2 -、-O-S(=O)2 -、-S(=O)2 -O-、-NR5 -、-O-NR5 -、-NR5 -C(=O)-、-C(=O)-NR5 -、-NR5 -C(=O)-NR6 -、-S(=O)-NR5 -、-NR5 -S(=O)2 -、-S(=O)2 -NR5 -、-N=N-、-NR5 -NR6 -、-NR5 -NR6 -C(=O)-、-C(=O)-NR5 -NR6 -、-NR5 -NR6 -S(=O)2 -、-S(=O)2 -NR5 -NR6 -、-O-(C2 -C4 アルキレン)-O-、-C(=O)-(C2 -C4 アルキレン)-O-、-O-C(=O)-(C2 -C4 アルキレン)-O-、-C(=O)-O-(C2 -C4 アルキレン)-O-、-S-(C2 -C4 アルキレン)-O-、-S(=O)2 -(C2 -C4 アルキレン)-O-、-O-S(=O)2 -(C2 -C4 アルキレン)-O-、-S(=O)2 -O-(C2 -C4 アルキレン)-O-、-NR5 -(C2 -C4 アルキレン)-O-、-O-NR5 -(C2 -C4 アルキレン)-O-、-NR5 -C(=O)-(C2 -C4 アルキレン)-O-、-C(=O)-NR5-(C2 -C4 アルキレン)-O-、-NR5 -C(=O)-NR6 -(C2 -C4 アルキレン)-O-、-NR5 -NR6 -(C2 -C4 アルキレン)-O-、-NR5 -NR6 -C(=O)-(C2 -C4 アルキレン)-O-、-C(=O)-NR5 -NR6 -(C2 -C4 アルキレン)-O-、あるいは炭素鎖が1個から4個のC1 -C4 アルキル基および/もしくはハロゲン原子を持っていてもよく、あるいは-O-、-S-、-NR5 -、-C(=O)-、-C(=O)-O-、-O-C(=O)-、-S(=O)-、-S(=O)2 -、-S(=O)2 -O-、-O-S(=O)2 -、-NR5 -C(=O)-、-C(=O)-NR5 -、-NR5 -C(=O)-NR6 -、-N=N-、-NR5 -NR6 -、-NR5 -NR6 -C(=O)-、-C(=O)-NR5 -NR6 -により中断され、あるいはまたR4 もしくはフェニル環に結合されていてもよいC1 -C6 アルキレン、C2 -C6 アルケニレンもしくはC2 -C6 アルキニレンを意味し、R5 およびR6 が相互に無関係に水素、C1 -C4 アルキルあるいはC1 -C4 アルコキシを意味するが、R4 が場合により置換されていてもよいフェニルを意味し、-Ay-が-O-、-CH2 O-、-OCH2 -、-CH2 CH2 -、-CH=CH-、-C≡C-、-オキシ-C2 -C12アルキレン-オキシ-、-チオ-C2 -C12アルキレン-オキシ-あるいは-メチレンオキシ-C2 -C12アルキレン-オキシ-を意味する場合には、nは0を意味せず、R1 はC1 -C5 アルキルを意味せず、あるいはWは酸素を意味せず、またAy-が-C(=O)-O-CH2 -、-O-C(=O)-O-CH2 -、-C1 -C12アルキレン-C(=O)-O-CH2 -、-オキシ-C1 -C12アルキレン-C(=O)-O-CH2 -、C1 -C12アルケニレン-C(=O)-O-CH2 -あるいは-オキシ-C1 -C12アルケニレン-C(=O)-O-CH2 -(アルキレンおよびアルケニレンは場合によりハロゲンもしくはヒドロキシを持っていてもよい)を意味する場合には、nは0を意味せず、R1 はC1 -C5 アルキルを意味せず、あるいはWは酸素を意味しないことを特徴とする、α-フェニルアクリル酸誘導体。
IPC (39件):
C07C 59/64 ,  A01N 35/10 ,  A01N 43/54 ,  A01N 43/56 ,  A01N 43/78 101 ,  C07C 69/145 ,  C07C 69/65 ,  C07C 69/73 ,  C07C 69/734 ,  C07C 69/738 ,  C07C 69/76 ,  C07C 69/767 ,  C07C 69/92 ,  C07C 69/94 ,  C07C251/48 ,  C07C251/52 ,  C07C251/54 ,  C07C323/62 ,  C07D207/337 ,  C07D209/18 ,  C07D209/30 ,  C07D231/12 ,  C07D239/26 ,  C07D261/10 ,  C07D261/12 ,  C07D261/20 ,  C07D263/16 ,  C07D263/38 ,  C07D263/40 ,  C07D263/46 ,  C07D263/56 ,  C07D263/58 ,  C07D275/02 ,  C07D277/30 ,  C07D277/64 ,  C07D285/08 ,  C07D285/12 ,  C07D307/54 ,  C07D333/24
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭63-216848
  • 特開平2-072141
  • 特開平2-088558
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